スコーピオンMGLを手にしたけど、「PEラインは何号を何メートル巻けばいいんだろう?」って悩んでいませんか?カタログにはナイロンラインの表記しかなくて、PEラインの適正量がパッと見でわからないですよね。
結論から言うと、スコーピオンMGL(19モデル)にPEラインを巻くなら、1.5号〜2.0号を基準に考えて、大体150m〜160m前後が目安になります。 この数値は、シマノ公式のナイロン糸巻量(16lb-100m)と一般的なPEラインの換算表(bait-reel.com)を基にした計算値です。ただし、このリールには「スプール幅が25mmと広め」という特徴があり、この個性を理解してラインを選ぶかどうかで、使い心地がガラッと変わります。この記事では、数値の根拠はもちろん、実際に使っている人のリアルな声も交えながら、スコーピオンMGLに最適なPEラインの選び方を徹底的に解説していきます。
そもそもスコーピオンMGLのカタログスペックはどうなっているのか
まずは基本のおさらいです。シマノから2019年に発売されたスコーピオンMGL 150の公式スペックを見てみましょう。スプール寸法は径34mm、幅25mm(ナチュラムでの製品情報より)。このスプールに、メーカーは以下のナイロンラインの糸巻き量を公表しています。
- 12lb-130m
- 14lb-110m
- 16lb-100m
ここで勘所になるのが、この表記がナイロンラインを基準にしているという点です。PEラインは同じ号数でもナイロンより細いので、同じスプールにより多く巻くことができます。つまり、カタログに載っているこの数字は、あくまで出発点に過ぎません。ユーザーが知りたいのは、このスプールにPEラインを何号巻けるかという具体的な数字ですよね。
スコーピオンMGLにPEラインは何メートル巻けるのか
では、本題のPEラインの糸巻き量です。ここで役立つのが、ベイトリールのラインキャパシティに関する換算表(bait-reel.comで公開されている目安)です。この換算表によると、ナイロン16lbを100m巻けるスプールには、PEライン2.0号が約160m巻けるとされています。
スコーピオンMGLのカタログ値(16lb-100m)にこの換算を当てはめると、PE 2.0号で約160mという数値が導き出せます。さらに、PEラインの号数と直径の関係(一般的な規格値)を考えると、1.5号であればもう少し多く、2.0号で約160mというのが妥当なラインでしょう。
ただし、これはあくまで換算上の目安です。実際にはラインのメーカーや製品によって太さが微妙に異なりますし、スプールに巻く時のテンションの掛け方でも変わってきます。シマノが公式に提供している「糸巻量計算ツール」を活用するのも一つの手ですが、あくまで参考値として捉えておくのが無難です。
実はここが重要!スコーピオンMGLの「スプール幅25mm」がもたらすもの
さて、ここからがこの記事の一番の独自ポイントです。多くの人が見逃しがちなのが、このリールのスプール幅「25mm」という数字。実はこれ、シマノの上位機種であるバンタムMGLのスプール幅が「22mm」であることと比較すると、かなり広い部類に入ります。
このスプール幅の広さが、実際の使用感にどう影響するのか。複数のユーザーインプレッションを分析してみると、評価が二極化していることがわかります。軽量ルアー(特に10g未満)を主体に使うユーザーからは「スプール幅が広くてキャストフィールがイマイチ」「軽いルアーが投げにくい」というネガティブな声が複数見られました。一方で、パワーゲームを志向するユーザーからは、その広さが「太いラインをたくさん巻ける強み」になると評価する声も上がっています。
つまり、このリールは軽量ルアーを繊細に操る「テクニカル」な使い方よりも、ある程度のウェイトのあるルアーを思い切りキャストする「パワー」な使い方に真価を発揮するモデルだと言えそうです。この特性を踏まえた上で、最適なPEラインを考えていく必要があります。
スコーピオンMGLに最適なPEラインの号数と巻き量はこれだ!
それでは、具体的なライン選びの指針を、使用するルアーウェイトや釣り方に分けて見ていきましょう。
軽めのルアーやバスフィッシング全般におすすめのセッティング
メインで使うルアーが5g〜15g程度のバスフィッシングなら、PE 1.5号を基準に考えるのがおすすめです。糸巻き量は150m前後を目安にしてください。1.5号であれば、キャストフィールの軽快さをある程度確保しつつ、スプールに十分な量を巻けます。
細いラインの方が、スプール幅の広さからくる「重さ」を軽減する効果も期待できます。もしルアーを軽く感じる場面が多いなら、あえて1.2号という選択肢もありますが、根ズレやトラブルを考えると、バス釣りでは1.5号が安心の太さでしょう。
ビッグベイトやワイルドサイドの釣りに効くセッティング
逆に、重めのルアーや、バス以外のシーバスや青物も視野に入れるなら、PE 2.0号がベストマッチです。糸巻き量は160m前後を目安にしてください。2.0号まで太くすると、さすがにキャストフィールの軽快さは犠牲になりますが、その分「パワー」が前面に出てきます。
スコーピオンMGLのスプール幅25mmは、太いラインを多く巻ける強みがあります。2.0号で約160mあれば、ショアからのシーバスゲームでも十分に戦えますし、何より思い切りキャストしてもバックラッシュのリスクが低減されるというメリットがあります。スコーピオンMGLは価格以上のパワーを持ったリールなので、この太さでこそ真価を発揮すると言えるでしょう。
実は後継機がある?スコーピオンMD 200と何が違うのか
ここで一つ、最新の動向をお伝えしておきます。2024年、シマノから「24 スコーピオン MD 200」というモデルが発売されています(シマノフィッシング公式)。このMD 200は、スコーピオンMGLの後継というよりは、よりパワーゲームに特化した兄弟機のような存在です。
スプールは径35mm、幅23mmと、19スコーピオンMGLよりも一回り大きく設計され、ナイロン20lb-100m(PE 2.0号〜3.0号相当)というラインキャパを持っています。最大ドラグ力も5.5-6.0kgと、19モデル(5.5kg)とほぼ同等ですが、より大型のルアーやソルトゲームを意識した設計になっています。
もしあなたが、これからスコーピオンを買うなら、そして重めのルアーをメインで使うなら、あえてこのMD 200を検討するのも一つの手です。しかし、すでにスコーピオンMGL(19モデル)を持っているなら、PEラインの太さは2.0号までに留めておけば、MD 200と遜色ないパワーゲームを楽しむことができます。
スコーピオンMGLのPEラインセッティングに関するQ&A
ここで、実際にユーザーからよく聞かれる疑問をピックアップして解決していきます。
Q. シマノの糸巻量計算ツールを使えば正確にわかりますか?
A. シマノが公式に提供しているツールは非常に便利ですが、入力する値(ラインの太さやスプール径)が正確でないと、結果も誤差が出ます。あくまで目安として活用し、最終的には実測で調整するのが確実です。計算ツールの数値を鵜呑みにして巻きすぎてしまわないよう注意が必要です。
Q. PEラインを巻く時、下巻きは必要ですか?
A. スコーピオンMGLのスプールは、PEラインを直接巻いても滑りにくい構造になっていますが、ラインキャパに余裕がある場合は、下巻き(バッキング)を使うと経済的です。例えば、1.5号を150m巻きたいのに、買ったラインが200mだった場合、まずスプールにナイロンラインを下巻きしてからPEラインを巻くことで、無駄なくセッティングできます。
Q. 巻きすぎたらどうなりますか?
A. PEラインを巻きすぎると、キャスト時にスプールエッジにラインが引っかかり、バックラッシュの原因になります。特にスコーピオンMGLはスプール幅が広いので、ラインが偏って巻かれていると、そのリスクがさらに高まります。必ずスプール縁から1.5mm〜2mmほど段差ができるように、やや少なめに巻くのがコツです。
スコーピオンMGLにおすすめのPEライン3選
それでは最後に、スコーピオンMGLとの相性を考慮した、特におすすめのPEラインを紹介します。どれも実績のある製品ばかりなので、自分の釣りスタイルに合ったものを選んでみてください。
シマノ ピットブル 8 PEライン
シマノ純正のPEラインで、スコーピオンMGLとの相性は抜群です。8本撚りのため耐久性と飛距離に優れ、特に1.5号は軽量ルアーとのマッチングが良いと評判です。スプールの癖が出やすいベイトリールでも、安定したパフォーマンスを発揮します。
YGK よつあみ G-Soul X8 Upgrade
PEラインの老舗メーカーYGKが誇るハイエンドモデル。しなやかでキャストフィールが非常に軽く、スコーピオンMGLのスプール幅の広さをカバーしてくれます。2.0号はパワーゲームにも十分対応できる強度を持ち、ショアからの遠投にもおすすめです。
ダイワ 月下美人 スプリットリング X8
ダイワがリリースする最新鋭のPEラインで、特に飛距離性能に定評があります。表面加工が施されているため、スプールからラインが放出される際の抵抗が少なく、スコーピオンMGLのポテンシャルを引き出しやすいです。感度が求められる繊細な釣りにも最適です。
スコーピオンMGLは、PEラインのセッティング次第でその実力を大きく変えることができるリールです。カタログスペックを正しく理解し、自分の釣り方や好みに合わせて最適なラインを選んでください。最初は1.5号を巻いて使ってみて、物足りなさを感じたら2.0号に変える、というように、試行錯誤しながら自分だけのベストセッティングを見つけていくのも、釣りの醍醐味の一つです。

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