これから岸壁釣りを始めたいんだけど、何を揃えたらいいのかわからない。

というか、竿とリール以外に何がいるの?

釣具屋に行くと道具が多すぎて、どれが正解かさっぱり見当つかないですよね。わかります。私も最初はそうでした。

でも安心してください。この記事を読めば、今日から岸壁で快適に釣りを始められる道具一式がバッチリわかります。しかも、よくある「これ買っちゃダメ」な失敗例までこっそりお伝えしますね。

まず絶対に忘れてはいけない安全装備

岸壁釣りの道具を語るなら、釣り具よりも先に安全装備の話をしなければいけません。

「釣りに安全装備? 大げさでしょ」

そう思ったあなた。実は岸壁って、想像以上に危険なんです。足場は思ったより滑るし、波が突然高くなることもある。万が一落ちたら、自力で這い上がるのはかなり難しい。実際、水産庁の統計でも、釣り中の海中転落による死亡事故は毎年のように発生しています。

だからこそ、ライフジャケットは岸壁釣りの「必須道具」です。これは譲れません。

選ぶなら、動きやすい腰巻きタイプがおすすめ。ただ、落ちた時に自動で膨らむ「自動膨張式」だと、もし気を失ってしまっても浮いて救助を待てます。固定式(常に浮力体が入っているタイプ)より少し値は張りますが、命には代えられません。例えばライフジャケット 自動膨張式で探してみてください。

そしてもう一つ、忘れがちなのが「靴」です。

サンダルやクロックスで来てしまう人を本当によく見かけますが、絶対にやめてください。濡れた岸壁は驚くほど滑ります。スパイク付きのフィッシングシューズか、フェルトスパイクのついた磯靴を履きましょう。スニーカーより安心感が段違いです。足元の道具、これも立派な安全装備ですよ。

まずはこれだけ!岸壁釣り初心者の基本道具セット

安全が確保できたら、いよいよ釣り具です。

とはいえ、いきなりバラバラに買い揃えるのはハードルが高いですよね。そんなあなたにぴったりなのが、竿とリールがセットになった初心者向けの「入門セット」です。

竿とリールは「スピニングリールのセット」一択で

岸壁釣りでは、上から糸を垂らすだけの「のべ竿」も悪くないんですが、ちょい投げやサビキ釣りなど、色々な釣り方を楽しみたいなら、絶対にスピニングリールのセットが便利です。

スピニングリールは、投げる時に糸がガイドに絡まりにくく、初心者でもトラブルが少ない。ボタン一つで投げられる仕組みじゃないので最初はちょっと練習がいりますが、30分もやればすぐ慣れますよ。

具体的には、2メートルから2.7メートルくらいの長さの竿がバランス良く使えます。あまり長すぎると、周りの人に引っかけて危ないので、最初は2.1メートル前後が扱いやすいです。例えば釣り竿 リール セット 初心者で検索すると、仕掛けまでついた一式セットが見つかります。これなら「何を合わせればいいの?」という悩みが一発で消えます。

これがないと始まらない細かい道具たち

竿とリールだけでは釣りはできません。最低限、以下の小物を一緒に買いましょう。

  • 仕掛け(針と糸のセット):これは狙う魚によって変わるので、後で詳しく説明しますね。
  • ウキ:アタリが目で見てわかるので、初心者の強い味方です。
  • オモリ:仕掛けを沈めるために必要。号数がいくつかあると便利です。
  • ハサミ・プライヤー:糸を切ったり、魚から針を外したりするのに必須。特に針外しは、魚のヌルヌルで滑ったり、針が指に刺さったりするのを防ぐ大事な道具です。フィッシングプライヤーで探してみてください。
  • バケツ:釣った魚を持ち帰るためだけでなく、手を洗ったり、ちょっと腰掛けたり、何かと便利です。折りたたみ式が場所を取らなくておすすめ。

釣り方別!中級者への第一歩となる道具選び

「セットを買ってみたけど、もっと色々な魚を狙ってみたい!」

そんな欲が出てきたら、ちょっとだけ道具を買い足してみましょう。岸壁釣りで人気の釣り方を三つ紹介します。

アジやイワシの数釣りには「サビキ釣り」仕掛け

岸壁釣りの王道にして最大の楽しみが、これ。小さな疑似餌がたくさんついた「サビキ仕掛け」を使います。

ここでのポイントは、仕掛けにハリス(針に結んである糸)の本数が少なめのものを選ぶこと。いきなり7本や10本針の仕掛けを使うと、仕掛け同士が絡まって、泣きそうなほど時間をロスします。最初は3本か4本針で十分です。

そして、これと一緒に絶対に揃えたいのが「コマセ(撒き餌)」を入れるカゴと、コマセそのもの(アミエビ)。これで集魚効果が段違いになります。コマセカゴは仕掛けの一番下につけるタイプが簡単ですよ。サビキ釣り専用のセットも売っているので、サビキ釣り セットで探してみるといいですよ。

キスやカレイを狙うなら「ちょい投げ釣り」の道具

ちょっと遠くの砂地にいる魚を狙いたいなら、ちょい投げ釣りです。

オモリの代わりになる「天秤」と、2本針くらいのシンプルな仕掛け、それと「ゴカイ」などの虫エサを用意します。初心者におすすめなのは、エサを針につける練習にもなるし、何よりアタリが明確で釣れた時の感動が大きいこと。

天秤は5号から10号くらいの重さが投げやすく、竿の長さの範囲内で気持ちよく飛ばせます。あ、ゴカイを触るのがどうしても無理…という人は、釣り餌 人工で代用になる疑似餌を探してみてください。最近はよくできています。

穴の中の根魚を狙う「穴釣り」の道具

岸壁のスキマやテトラポットの穴の中に、仕掛けを落とすだけのシンプルな釣りです。カサゴやアイナメ、時にはタコも顔を出します。

専用の短い竿「穴釣りロッド」もありますが、実はちょい投げ用の竿で十分代用できます。仕掛けは、オモリと針が一体になった「ブラクリ」という仕掛けが超簡単でおすすめ。あとはイソメや、スーパーで売っている小さめのエビでも釣れたりします。手返しが早いので、初心者でも飽きずに楽しめますよ。

あると快適さが段違いなプラスアルファの道具たち

最後に、必ずしも「今」買わなくてもいいけれど、あると釣りの質が劇的に変わる道具を紹介します。どれも、私自身「もっと早く買えばよかった…」と後悔したものばかりです。

  • 偏光サングラス:ただのサングラスじゃダメです。「偏光」レンズが水面のギラつきをカットして、水中をクリアに見せてくれます。魚の群れが見えたり、根掛かりしそうな場所が避けられたり。目を守るという安全面でも、超重要な道具です。偏光サングラス 釣りでお気に入りを探しましょう。
  • フィッシンググローブ:素手で釣りをすると、糸で手が切れたり、魚のトゲが刺さったり、夏は竿が熱くて持てなかったり…。指先が出ているタイプなら細かい作業もできるので、ひとつ持っておくと手のトラブルから解放されます。
  • 小型クーラーボックス:釣った魚を持ち帰るならこれが一番。特に夏場は、バケツよりずっと魚が傷みにくくて美味しく食べられます。氷と一緒に魚をパッと入れられるので、衛生的にも◎。

さて、ここまで読んでみていかがでしたか?

「初心者がそろえるべき岸壁釣りの道具」の全体像が、クリアに見えてきたんじゃないでしょうか。

最初は「安全装備」を忘れずに。そして、竿とリールは何にでも使える「スピニングリールのセット」を選べば、まず失敗はありません。あとは、そこでどんな魚を釣ってみたいか想像しながら、少しずつ道具を足していく。その時間も、釣りの大きな楽しみの一つです。

道具が揃ったら、あとは海に向かうだけ。安全に気をつけて、岸壁釣りのとびきりの楽しさを味わってくださいね!

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