「釣れたのはいいけど、魚を触るのがちょっと怖い…」
「手がヌルヌルになって、その後の作業が大変」
「せっかく釣った魚を傷つけたくない」
釣りをしていて、そんなふうに思ったことありませんか?
実は、これらの悩みを一気に解決してくれるアイテムがあるんです。それが釣り用トング。フィッシュグリップと呼ばれることもありますね。今回は、この釣り用トングの魅力と選び方、そして本当におすすめできるアイテムをたっぷりご紹介します。
なぜ釣り用トングが必需品と言われるのか
「手で掴めば早くない?」そう考える方もいるでしょう。でも、釣り用トングには手で掴むのとは比べものにならないメリットがあるんです。
まず何より安全面です。魚には鋭いヒレやトゲを持つものがたくさんいます。カサゴやメバルのトゲが手に刺さると、かなり腫れます。それに、毒を持つアイゴやゴンズイなんかが釣れた日には…考えたくないですよね。さらに、魚を掴んだ瞬間に暴れて、口にかかっているハリが自分の手に刺さる事故も意外と多いんです。釣り用トングがあれば、そういったリスクを大幅に減らせます。
次に衛生面と快適さ。魚のヌメリや生臭さって、なかなか取れないですよね。スマホや車のハンドルが臭くなったら嫌だな…なんてストレスからも解放されます。手が荒れやすい方にも、釣り用トングは強い味方です。
そして、これは特に知っておいてほしいポイントなのですが、釣り用トングは魚を守る道具でもあるんです。人間の体温は魚にとっては火傷レベルの熱さ。素手で触れると魚体表面の粘膜が剥がれ、そこから感染症を起こして弱ってしまうことがあります。キャッチ&リリースを前提とするなら、これは絶対に避けたいところ。釣り用トングを使うことは、次の釣りを楽しむためのマナーでもあるんです。
釣り用トングには大きく分けて2種類ある
さて、いざ釣り用トングを買おうと思っても、実は2つのタイプがあって「どっちにすればいいの?」となりますよね。ここを間違えると使いにくいので、しっかり違いを押さえておきましょう。
トングタイプ:小型魚の繊細なハンドリングに
挟む部分が平たくなっていて、魚の胴体を優しく挟み込むタイプです。アジやメバル、アジングやメバリングといったライトゲームの小型魚と相性抜群です。
こんな人におすすめ
- 手が小さくて、一般的なフィッシュグリップが大きく感じる
- ライトゲームがメインで、15cmから25cmくらいの魚をよく釣る
- 魚体に傷をつけたくない
- 安くてコンパクトなものを探している
このタイプの最大の利点は、細かい作業がしやすいこと。口が小さい魚のハリを外す時も、ピンセットのような感覚で使えます。また、多くの製品に安全ロック機能と携帯用ホルスターが付いているので、腰に着けておいてサッと取り出せる手軽さも魅力です。
ホールドタイプ:大物や歯の鋭い魚に
魚の下アゴや口元をガッチリと掴んで保持するタイプです。シーバスやブラックバス、小型の青物など、ある程度のサイズと引きの強さがある魚、そして歯が鋭い魚に絶大な力を発揮します。
こんな人におすすめ
- シーバスやバス釣りがメイン
- 40cmを超える大物を狙う
- 魚の口を開かせて、安全にハリを外したい
- しっかりした重量感と保持力がほしい
ホールドタイプは、魚とのやり取りをより安全に、そしてカッコよく決めたいアングラーに支持されています。ただし、小型魚にはオーバースペックで使いにくい場合があるので、自分のメインターゲットを考えて選ぶのがコツです。
おすすめの釣り用トング10選
それでは、数ある中から本当に使えるおすすめアイテムを、タイプ別に紹介しますね。
トングタイプのおすすめ
第一精工 ワニグリップMC / ワニグリップミニMC
トングタイプの大定番と言えばこれ。最大の特徴は握るだけでロックがかかる「ワンタッチロック機構」。片手で簡単に操作でき、挟んだ魚が落ちません。MCは標準サイズで、手が小さい方や小さめの魚を狙うなら「ミニMC」がジャストフィットします。付属のホルスターも使いやすく、入門から上級者まで文句なしの一品です。
DRESS ディノグリップラプター
スタイリッシュな見た目に惹かれた方も多いはず。このトング、実はウロコ取りとハリ外しの機能が一体化されているんです。現場で「あれどこやったっけ?」と探す手間が省けます。グリップ感も良く、機能性とデザイン性を両立させたい方にイチオシです。
シマノ ライトフィッシュグリップ CT-981R
さすがシマノ、握りやすさへのこだわりが違います。グリップ部分が手に吸い付くようにフィットし、滑りにくい素材を採用。ワンタッチ開閉もスムーズで、ストレスを感じさせません。ブランドの安心感と、細部まで考えられた使い心地を求めるなら、迷わずこれです。
タカミヤ お魚ばさみ
「とにかく安く試したい」「予備で何個か欲しい」そんな声に応えるのがコレ。実売300円前後という衝撃のコスパでありながら、魚を掴むという基本機能はきちんと果たします。失くしたり壊したりしてもダメージが少ないので、初心者の入門用や、バッグに常備しておくセカンドトングとして重宝します。
ホールドタイプのおすすめ
スタジオオーシャンマーク オーシャングリップ OG2100 ニュービー
スタジオオーシャンマーク オーシャングリップ OG2100 ニュービー
プロのガイドも愛用する本格派。徹底的に軽量化・コンパクト化されており、持った時のバランスがとにかくいい。口を掴む部分の精度が高く、魚を必要以上に傷つけません。高価ですが「一生モノ」として、道具にこだわりたいアングラーに届いてほしい逸品です。
ダイワ フィッシュグリップV
デビュー以来、コスパ最強ホールドグリップとして圧倒的な支持を集めています。サイズ展開が豊富で、自分の対象魚にピッタリのモデルを選べるのが強み。アルミ製で軽く、グリップ力も申し分なし。はじめてのホールドタイプに最適で、これ一つあればシーバスからライトショアジギングまで幅広くカバーできます。
トングと合わせて使いたい補助アイテム
釣り用トングの真価は、ハリ外しとセットで使うことでさらに発揮されます。トングで魚を優しくホールドしたら、C型やY型、ガンタイプのハリ外しでサッとハリを外す。これが最も安全で、魚にも優しい鉄板のスタイルです。特にガンタイプのハリ外しは、口の奥にかかったハリも簡単に外せるので、一つ持っておくと非常に便利です。
あなたに最適な釣り用トングの選び方
最後に、自分にピッタリの一品を見つけるためのポイントをまとめます。
対象魚で選ぶ
アジ・メバルなどのライトゲームが中心なら、細かい操作がしやすいトングタイプ。シーバスやバス、青物を狙うならホールドタイプが頼りになります。
手のサイズで選ぶ
「口コミで高評価だから買ったのに、グリップが大きくて手に余る…」これは本当によく聞く失敗談です。特に女性や手が小さい男性は、通常サイズのホールドグリップだと操作が難しく感じることも。店頭で実物を握ってみるか、口コミでサイズ感をしっかり確認してください。不安なら、絶対的にコンパクトなトングタイプのミニサイズを選ぶのが無難で賢い選択です。
携帯性で選ぶ
どんなに良い道具でも、使いたい時にサッと出せなければ意味がありません。ホルスターが付属しているか、カラビナなどでベストやバッグに付けられるかも重要なチェックポイントです。
さて、これであなたに最適な釣り用トングを見つける準備は整いました。
安全で快適、そして魚にも優しい釣りを楽しむための相棒を、ぜひ見つけてくださいね。一度使い始めたら、もう手放せなくなりますよ。

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