バス釣りを始めたいけど、何を買えばいいのかわからない。タックルショップに行っても、ズラリと並んだルアーの壁に圧倒されてしまう。そんな声を本当によく聞きます。
僕も最初はそうでした。とりあえず安いルアーセットを買ってみたら、まっすぐ泳がない。フックはすぐ錆びる。塗装は剥げてボロボロ。結局、何がダメなのかもわからず釣れない日々が続きました。
だからこそ、この記事では「最初に買うべきバス釣りルアーセット」を本気で紹介します。激安品ではなく、ちゃんと釣れる品質のものだけを厳選しました。これを読めば、もう迷わずに最初の一歩を踏み出せます。
なぜバス釣り初心者にルアーセットが必要なのか
まず大前提として、バス釣りのルアーには大きく分けて5つのタイプがあります。ハードプラグ、ソフトプラグ、スピナーベイト、トップウォーター、そしてワームです。
それぞれに役割があって、使うシチュエーションが違う。例えば春のシャローならスピナーベイト、真夏の表層ならトップウォーター、冬の深場ならバイブレーション、というように。
でも初心者には、その見極めが難しい。だからこそ、基本的なタイプがバランスよく揃ったセットを買うのが近道なんです。一個ずつバラで買うよりコスパも良いし、最初のタックルボックス作りには最適です。
激安セットとちゃんとしたセット、何が違うのか
ここが一番大事なポイントです。楽天やAmazonで「バス釣り ルアーセット」と検索すると、1,000円台で10個も20個も入った激安セットがたくさん出てきます。
でも、これらには大きな落とし穴があります。
まずフックの品質が悪い。先端がすぐ鈍る、折れる、曲がる。フックは魚との接点なので、ここがダメだとバイトを弾いてしまいます。せっかく魚が食っても乗らないんです。
次に塗装とアクションの問題。安いルアーは塗装がすぐ剥げますが、それ以上に水中での動きが安定しません。まっすぐ泳がない、動きが不自然だと、スレたバスは見切ります。
実際にAmazonの激安セットのレビューを見ると「フックが1回で折れた」「まっすぐ引けない」「塗装がベタベタ」といった声が目立ちます。安物買いの銭失い、まさにこれです。
だからこそ、最初に買うバス釣りルアーセットは「釣れる品質」を最優先に選んでください。予算は3,000円から5,000円を見ておくと、失敗がありません。
おすすめバス釣りルアーセット:信頼できるブランドから選ぶ
ここからは、実際におすすめできるセットをタイプ別に紹介します。すべて実績のあるブランドで、釣具店でも売れ筋のものばかりです。
入門総合セットの鉄板:ラパラ トラベルセット
世界的に知られるラパラのコンパクトセットです。クランクベイト、ミノー、バイブレーションなど、バス釣りの基本ルアーが小型ケースに収まっています。
特筆すべきはフックの品質。最初からVMCの高性能フックが付いているので、買ってすぐに使えます。塗装も頑丈で、何度も魚をかけても剥がれにくい。値段はやや高めですが、「これだけ持っておけば一日釣りになる」と評判のセットです。
日本のフィールドに最適:メジャークラフト ルアーセット
国内メーカーだけあって、日本の野池や河川に合わせたウエイト設定とカラーが特徴です。3g〜10g程度のルアーが揃っているので、ライトタックルとの相性も抜群。コスパに優れていて、初めての一本を揃えるのにおすすめです。
ワームで数釣りを狙うなら:ゲーリーヤマモト センコーセット
「バス釣りを始めるなら、まずセンコーを投げろ」というのは、多くのプロアングラーが口を揃える鉄則です。ノーシンカーリグでふわふわと落とすだけで、驚くほど簡単にバスが釣れます。
このセットには定番カラーが少量ずつ入っていて、初心者には最適。ただし、別途オフセットフックが必要なので、そこだけ注意してください。
トーナメント品質を試せる:O.S.P ワームお試しパック
日本のトーナメントシーンで圧倒的な実績を誇るO.S.Pのセットです。ドライブクローラーやドライブスティックなど、一級品のワームが少量ずつ入っています。ちょっと高級ですが「釣れるワーム」の基準を知るために、一度は手に取ってほしいセットです。
投げて巻くだけの安心感:スピナーベイトセット
スピナーベイトは投げて巻くだけでアピールできる、初心者の強い味方です。ブレードの違うものを揃えておけば、水質や天候に応じて使い分けられます。特に春のシャローエリアでは、これがないと話にならないほど。
真夏の定番トップウォーター:バズベイトセット
夏の朝まずめ、水面を「バシャバシャ」と騒がしく引いてくるバズベイトは、バス釣りの醍醐味を味わえるルアーです。トップウォーターセットとして一組持っておくと、釣りの楽しさが倍増します。
バス釣りルアーセットを買ったら最初にやること
さて、セットを買ったらすぐに釣りに行きたくなりますよね。でも、ちょっと待ってください。ここで一手間かけるだけで、釣果が大きく変わります。
まず、ルアーを全部ケースから出して、種類ごとに並べてみましょう。そして「今日はこれだけ投げる」と決める。あれもこれもとローテーションすると、どれも中途半端になってしまいます。
初心者におすすめの順番はこうです。
最初はスピナーベイトかクランクベイトをひたすら投げて巻く。これが「巻き物」と呼ばれる釣り方で、バス釣りの基本動作が身につきます。ルアーの引き抵抗を感じながら、リールを巻くスピードを一定に保つ。これだけでも結構難しいんです。
次にワームのノーシンカーリグ。投げて、着水したら何もしない。ただ沈むのを待つ。ラインがピンと張ったら、また待つ。多くの場合、この「待ち」の時間にバイトがあります。アタリがあったら、大きく合わせるのがコツです。
そして朝夕の時間帯になったらトップウォーター。水面を割って出るバスの姿は、何度見ても心臓がバクバクします。
シーズン別・バス釣りルアーセットの使い分け方
バス釣りは四季によって攻略法がガラリと変わります。セットに入っているルアーを、季節に合わせて使い分けましょう。
春はシャロー(浅場)にバスが上がってくる季節。水温が15度を超えたら、スピナーベイトで広範囲を探ります。ウィードが生え始めたら、トップウォーターも面白い。
夏は水温が上がり、バスの活性が高くなります。朝まずめ・夕まずめはバズベイトやペンシルベイト。日中はクランクベイトで少し深いレンジを狙うか、ワームをカバーにピッチング。一つのセットでも時間帯で使い分けると釣果が安定します。
秋はバスが冬に備えて荒食いする季節。バイブレーションを早巻きして、リアクションバイトを誘います。ワームも大きめのサイズに変えて、ビッグバスを狙うチャンスです。
冬はバスの動きが鈍くなるので、ワームを中心にスローな展開。メタルバイブレーションで深場を探るのも有効です。セットの中でも、この時期は特にワームの出番が多くなります。
初心者がやってはいけないバス釣りルアーセットの選び方
最後に、失敗パターンをまとめておきます。これに当てはまる買い物は、ほぼ間違いなく後悔します。
一個あたり100円以下のセットは避ける。先ほども書きましたが、フックの品質が決定的に違います。釣具店で単品のフックを買うだけでも一個100円以上します。それを考えると、ルアー本体込みで100円以下のものがまともなわけがありません。
あとは「何でも入っています」系のセットにも注意。明らかに形が歪んでいる、塗装がベタついている、そんなルアーが混ざっているセットは論外です。特に無名ブランドの20個セット、30個セットには手を出さないほうが無難です。
まとめ:最初のバス釣りルアーセットは「質」で選ぶ
バス釣りって、最初の道具選びで楽しさが決まってしまうんです。釣れないと面白くない。面白くないと続かない。続かないと上手くならない。この悪循環を断ち切るには、最初のルアーセット選びが本当に大切です。
ラパラ、メジャークラフト、ゲーリーヤマモト、O.S.P。こうした信頼できるブランドのセットを選んでおけば、まず外しません。最初は少し高く感じるかもしれませんが、釣れる楽しさを知れば、きっと正解だったと思えます。
そして何より、釣り場に出たら、とにかく投げまくってください。理屈より実践。ルアーが水中でどう動いているか、バスがどこに潜んでいるか。それは実際に投げ続けることでしかわかりません。
さあ、あなたも今日からバス釣りを始めましょう。最初の一匹が、きっと忘れられない思い出になりますよ。


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