「子供と一緒に釣りを始めてみたいけど、何を揃えればいいのかさっぱりわからない…」
そんな声を本当によく聞きます。わが家も数年前、初めてのファミリーフィッシングに挑戦したときは、釣具屋さんで途方に暮れたものです。竿だけ買ってもダメで、リールも必要で、結局なにが必要なのかわからず半泣きになった記憶があります。
この記事では、そんな「はじめてのファミリー釣り」に必要な道具を、選び方のコツから具体的なおすすめまで、まるっとお伝えしていきますね。安全に楽しく釣りをするためのポイントも一緒に紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ファミリー釣りにおすすめの道具一式をチェック
最初に結論から。ファミリー釣りに必要な基本の道具は、大きく分けてこの5つです。
- 竿とリール(ロッド&リール)
- 仕掛け(サビキなら針とカゴのセット)
- プライヤー(釣った魚の針を外す道具)
- クーラーボックス
- 水汲みバケツ
「意外と少ない」と思いませんか?実際、これだけ揃えておけば、海釣り公園や堤防でのサビキ釣りは十分に楽しめます。
最初から完璧を目指してあれこれ買い込むより、まずはこの5点を揃えるところからスタートしましょう。ひとつずつ詳しく解説していきます。
竿とリールはセットで選ぶのが正解!おすすめの選び方
ファミリーフィッシングでいちばん悩むのが竿とリール選びだと思います。でも、安心してください。初心者にこそ「セット商品」が断然おすすめです。
理由はシンプルで、ロッドとリールが最初から組み合わさっていて、釣り糸も巻いてあるから、箱を開ければすぐに釣りに行けるんです。個別に買うより価格も抑えられます。
選ぶときのポイントは2つだけ。
- 長さは1.5m~3mの振り出し竿を選ぶ(伸ばしたり縮めたりするタイプ)
- リールはスピニングリールという種類のものを選ぶ(糸がヨレにくく初心者向け)
具体的な商品でいうと、ダイワ リバティクラブ 小継 渓流やシマノ ホリデーパックのような入門セットは、品質も信頼できて長く使えるのでおすすめです。
3,000円程度の激安セットも売られていますが、リールの巻き心地が悪かったり、竿が重かったりして、せっかくの釣りがストレスになってしまうことも。せっかく家族で行くなら、そこそこ品質のいいものを選ぶのが結局は近道だと感じています。
ちなみに、4人家族なら竿とリールは2セットあれば十分。大人と子どもで交代しながら使えばOKです。
サビキ釣りの仕掛けとエサはこれだけでOK
ファミリー釣りで最もおすすめの釣り方が「サビキ釣り」です。サビキ釣りとは、カゴにエサを詰めて海に落とすだけで、アジやイワシなどの小魚が次々に釣れてしまう魔法のような釣り方。餌を針につける手間がないので、小さな子どもでも簡単に楽しめます。
用意する仕掛けはこちら。
- サビキ仕掛け(針とカゴがセットになったもの)
- アミエビ(撒き餌)
「アミエビって冷凍のやつ?溶けちゃわない?」と思うかもしれませんが、ファミリーにおすすめなのがアミ姫という常温保存できるチューブタイプの餌です。手も汚れず、冷凍庫の場所も取らない優れもの。子どもでも自分でカゴに詰められるので、「自分でできた!」という達成感も味わえますよ。
あわせて「吸い込みバケツ」という便利グッズも紹介させてください。バケツにカゴを押し込むだけで餌が詰められるアイテムで、手返しが格段に速くなります。
あると便利!プライヤー・クーラーボックス・バケツ
竿とリール、仕掛けが揃ったら、あとは周辺小物を揃えましょう。どれもこれからの釣りライフに欠かせないものばかりです。
プライヤー
釣った魚の口から針を外すための道具です。針には小さな返しがついていて、素手で外そうとするとけがをする危険も。魚が暴れて針が指に刺さった…なんてことにならないためにも、必須のアイテムです。専用の釣り用プライヤーでなくても、100円ショップのラジオペンチでも代用できますよ。
クーラーボックス
釣った魚を持ち帰るための必需品。キャンプ用のクーラーボックスがあればそれで十分です。ファミリーなら容量10~15リットルくらいが使いやすいサイズ感です。
水汲みバケツ
手を洗ったり、釣った魚を一時的に生かしておいたり、なにかと便利なバケツ。ロープ付きだと海から直接水を汲めるので重宝します。透明タイプなら、子どもが魚の観察を楽しめるというメリットも。
子ども連れの釣りで絶対に忘れてはいけない安全対策
ここだけは本当に真剣に読んでほしいのですが、子どもと釣りに行くならライフジャケットは絶対に必須です。堤防の上は意外と足場が悪く、ちょっとしたはずみで転落する事故も毎年起きています。
ライフジャケットは子ども用ライフジャケット 幼児のように、子どもの体重に合ったものを必ず選んでください。大人用のもので代用すると、水中で脱げてしまう危険があるからです。
帽子も忘れずに。熱中症対策としてだけでなく、後ろから飛んできたオモリや針から頭を守ってくれる役割もあります。
それと、これは意外と盲点なのですが、フィッシュグリップという道具もおすすめです。魚に直接触れずに掴めるので、魚が苦手な子でも怖がらずに釣りを楽しめますよ。
子どもが釣りに飽きたときの「釣り+α」準備がカギ
これは数々のファミリーフィッシングを経験してきたわが家の本音なのですが、子どもってだいたい1~2時間で釣りに飽きます。
だからこそ、「釣りに飽きたあと」の準備が家族みんなで楽しむ最大のポイントなんです。
具体的にはこんなものを車に積んでおくと便利です。
- 虫かごや観察ケース(釣った魚をじっくり見たり、ヤドカリを探して遊べる)
- 砂遊びセット(スコップとバケツがあれば砂浜は最高の遊び場に)
- レジャーシートと折りたたみ椅子(大人は座って見守れる)
釣りがメインのはずが、気づけば磯遊びや砂遊びに夢中になっている。それで全然いいんです。むしろ、自然の中で五感をフルに使って遊べるのがファミリーフィッシングの醍醐味だと感じます。
はじめてのファミリー釣りは「釣り公園」が断然おすすめ
道具が揃ったら、いよいよ実践です。ファミリーでの初めての釣り場として、最もおすすめなのが「海釣り公園」や「管理釣り場」です。
理由は3つ。
- 足場が安全でトイレが近い
- 釣りやすい場所が整備されている
- 有料施設なら竿や道具をレンタルできることも
「やっぱり道具を買う前に、まずは体験してみたい」というご家庭には、レンタル可能な釣り公園が本当におすすめ。手ぶらで行って釣りを楽しめるので、最初のハードルが一気に下がります。
堤防釣りにチャレンジするなら、足場が平らで、テトラポット(消波ブロック)が積まれていない場所を選んでください。テトラポットは隙間に落ちる危険があるので、子連れ釣行では絶対に避けましょう。
釣りを通して伝えたい、ゴミと命の話
ちょっと真面目な話になりますが、釣りには自然と向き合うからこその大切なマナーがあります。
釣り場に落ちている釣り糸やエサの袋。これらは海に流れ出ると、魚や鳥を傷つけるゴミになってしまいます。釣りに行ったら、自分たちが出したゴミはもちろん、できればひとつでも多く持ち帰るようにしたいですね。
そしてもうひとつ。釣った魚はぜひ持ち帰って食べてみてください。自分たちで釣った魚をさばいて食べる体験は、スーパーで切り身を買うのとはまったく違う、命のありがたみを感じる貴重な時間です。子どもの食育にもつながります。
まとめ:ファミリー向け釣り道具で最高の思い出づくりを
ここまで、ファミリー向け釣り道具の選び方から、安全対策、子どもが楽しめる工夫までじっくりお伝えしてきました。
おさらいすると、最初に揃えるべきなのは「竿とリールのセット」「サビキ仕掛けとアミエビ」「プライヤー」「クーラーボックス」「バケツ」の5つ。そして、絶対に忘れてはいけないのが「ライフジャケット」。この6点を揃えれば、今日からでもファミリーフィッシングをスタートできます。
釣りは自然の中で家族の絆をぐっと深めてくれる素敵な遊びです。道具選びに迷ったら、ぜひこの記事を参考にしてみてください。みなさんの楽しい釣りデビューを心から応援しています。

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