こんにちは。週末の磯が待ち遠しくて、気づけばネットで仕掛けをポチってしまう釣り人の皆さん、クローゼットの中、釣り具で溢れかえっていませんか?
フカセ釣りって本当に楽しいですよね。でも、いざ準備を始めると、コマセの袋に、予備のハリスに、ウキやらシンカーやら……気づけば部屋の一角が釣り具に占領されている。出発前からぐったりしてしまう、なんて経験はありませんか?
しかも、厄介なのは「針」や「ハリス」といった危ない小物の存在です。小さなお子さんがいる家庭では、収納方法ひとつで安全に関わってくるから真剣に考えたいところ。
この記事では、ただ「しまう」だけじゃない、準備を時短して、道具を守り、家族も安心するフカセ釣り道具の収納術を、一緒に見ていきましょう。
なぜフカセ釣り道具はこんなに散らかるのか
まず、敵を知ることが整理整頓の第一歩です。なぜこれほどまでに荷物が多くなるのかというと、フカセ釣りは他の釣りに比べて「細かい消耗品」がとにかく多いからです。
ウキだけでも、遠投用、沈め釣り用、浅ダナ用とサイズや自重違いが必要でしょう。そこに接続用のシモリ玉、ウキ止め糸、ジンタンや割りビシといった噛み潰しオモリ、スイベル各種。ハリスだって号数違いで何巻も持っていきます。これらがひとつのバッグの中でぐちゃぐちゃになると、現場で必要なパーツを探す時間がとんでもなくかかります。
整理のコツは、まさにこの「小物たち」をいかに制するか、にかかっているんです。
最強の味方は「仕切り付き小物ケース」だった
手っ取り早く結論から言いましょう。散らかる小物を整理するのに最適なのは、仕切りが調整できるタイプのタックルケースです。釣り具メーカー各社から出ていますが、特に磯で使いやすいと評判なのが、フタが一枚でパカッと開くものではなく、区画ごとに個別のフタがついているタイプ。
例えば、VERSUS VS-388のような製品は、必要な小部屋だけ開けられるので、強い海風で他のパーツが飛んでいく惨事を防げます。片手でロックをカチッと解除できるシンプルな構造かどうかも、現地でのストレスを左右する大事なポイントです。
「そこまでお金をかけたくないな」という方は、100円ショップの仕切りケースでも十分代用可能です。セリアやダイソーで売っている透明なポケットケースを活用して、ハリスやウキを種類別にまとめている人も多いですよ。
見える化が命!自宅での「準備時短」収納
さて、ここからは自宅での収納についてです。クローゼットの奥にしまい込んで、シーズン初日に「あれ、あのウキどこやった?」と半日潰すのはもう終わりにしましょう。
ポイントは、「透明ケースで見える化」です。
ホームセンターで売っている大型の衣装ケースに、先ほどの小物ケースを立てて収納していくイメージです。透明であれば、いちいち蓋を開けなくても中身が一目瞭然。
壁面収納派の人に密かに人気なのが、無印良品のポリプロピレンごみ箱を竿立て代わりに使うアイデアです。筒型で深さがあるので、壁際に何本か並べておけば、邪魔にならずにロッドを立てて保管できます。地震で倒れにくいという副産物もあり、賃貸で壁に穴を開けられないアングラーには特におすすめです。
ここで、家族がいる方に絶対に意識してほしいのが、「危険物のゾーニング」です。
針やハリス、ラインカッターといった鋭利なものは、絶対に子供の手が届かない高さに置くか、鍵付きの工具箱にまとめてください。うっかり踏んでしまう危険もありますから、「危ないものほど手間をかけて奥にしまう」のが鉄則です。
機動力を爆上げする磯場でのパッキング術
家での準備ができたら、次は現場への持ち運びです。フカセ釣りの聖地である磯は足場が悪いところが多く、荷物が重かったり、手が塞がっていると大きな事故につながります。
ここで検討したいのが、少し見た目は野暮ったいですが「背負子(しょいこ)」の導入です。あれを背負えば、シマノ スペーザプレミアムのような大型クーラーボックスも背負うことができ、両手が自由になります。転びそうになった時も、すぐに手をつけるのは安全面で非常に大きいです。
バッカンの中は、小分けにしたケースを詰め込む前に、シャクホルダーと活かしバケツを内部にセットしてしまいます。これだけで、コマセ柄杓を水に浸けたまま持ち運べるので、コマセの出が格段に良くなるという実用的なメリットが生まれます。
竿は、車での移動がメインなら、ケチらずにハードタイプのロッドケースに入れましょう。シマノ ハードロッドケースのような外側が硬い製品なら、渡船で他の乗客の荷物が上に積まれても、大切な竿の穂先を確実に守ってくれます。
シーズンオフの保管こそ「道具を守る」分かれ道
意外と見落としがちなのが、シーズン終了後の片付けです。釣りから帰ってきて疲れているのはわかりますが、海水に濡れたまま来シーズンまで放置するのは、道具にとっては致命傷になります。
竿は、濡れた布で塩を拭き取るだけでは不十分。お風呂場で真水のシャワーをかけてやり、ガイドの部分をしっかり乾かしてください。リールは必ずドラグを緩めておきましょう。締め付けたままだと、内部のワッシャーがへたってドラグ性能が落ちてしまいます。
しまい込むケースには、必ず乾燥剤を数個放り込んでおくこと。湿気によるガイドのサビや、ラインの劣化を防ぐだけで、道具の寿命は驚くほど変わってきますよ。
まとめ:整った道具が、次の釣行の楽しみを作る
どうでしょう?フカセ釣りの道具は多くて当然なんです。でも、ちょっとしたケースの選び方と、しまうときのルールで、ストレスは驚くほど減らせます。
カチャカチャと整理された小物ケースを眺めたり、壁際に整然と並んだ竿を見るのは、釣り好きにとっては至福の時間ではありませんか。荷物がスッキリ片付いていると、準備の時間が早くなるだけでなく、危険な針の管理もしやすくなり、何より「さあ、次の休みはどこに行こうか」と、前向きな気持ちになることができる。
次の釣行前に、ぜひ今日ご紹介した収納の工夫をいくつか試してみてください。身軽になった体で、最高の一尾と出会えることを願っています。

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