船タコ釣りを始めてみたいけど、「何を揃えればいいのかさっぱりわからない」……そんな初心者の方も多いのではないでしょうか。
釣具店に行ってもロッドやリールが多すぎて迷ってしまうし、ネットで調べても専門用語が多くて挫折しそうになりますよね。
この記事では、船タコ釣りに必要なタックルの基本から、セットで購入する際のチェックポイント、実際に販売されているセット商品の特徴までをわかりやすく解説します。
記事を読み終えれば、自分に合った船タコ釣りセットを選べるようになりますよ。初心者の方もぜひ最後までご覧ください。
船タコ釣りセットを選ぶ前に知っておきたい基本タックル
まずは、船タコ釣りに必要な道具がどんなものか、全体像を把握しておきましょう。
船タコ釣りの基本タックルは、以下の4つです。
- ロッド(竿)
- リール
- ライン(釣り糸)
- 仕掛け(タコエギ+天秤+オモリ)
このうち、よく「船タコ釣りセット」として販売されているのは、ロッドとリールとラインがセットになったものです。仕掛けは別売りになっていることがほとんどなので、セットを買ったあとに別途準備する必要があります。
では、それぞれのアイテムを選ぶときに何をチェックすればいいのか、ひとつずつ見ていきましょう。
ロッドの選び方:長さ・硬さ・調子が重要
船タコ釣り用のロッドは、専用モデルが各メーカーから発売されています。選ぶときに特に確認したいポイントは次の3つです。
長さ
船の上で使うことを考えると、ロッドは1.5m〜2m程度が一般的です。特に初心者の方は1.8m前後のものが扱いやすいと言われています。長すぎると隣の釣り人に竿が当たってしまうリスクがあるので注意しましょう。
硬さ(オモリ負荷)
船タコ釣りでは、潮の流れに合わせてオモリを使います。多くの船宿ではオモリ50号前後を使うことが多いので、ロッドのオモリ負荷がこのあたりに対応しているかを確認しましょう。スペック表に「錘負荷30-100号」などと書いてあるので、必ずチェックしてください。
調子
ロッドの曲がり方のことを「調子」と言います。船タコ釣りでは8:2調子がおすすめとされています。先端から8割のところで曲がり始めるタイプで、アタリがわかりやすく、初心者でも使いやすい特徴があります。
リールの選び方:船タコはベイトリールが基本
船タコ釣りで使うリールは、ベイトリールが基本です。スピニングリールが使えない船宿もあるので、最初からベイトリールを選んでおくと安心です。
リールを選ぶときに確認したいポイントは以下のとおりです。
ドラグ力
大きなタコがかかったときにしっかり対応するため、ドラグ力は6kg以上が目安になります。タコは結構なパワーで引っ張るので、ドラグ性能は大事なポイントです。
ギア比
巻き上げの速さに関係する数値です。船タコ釣りでは、底からタコを引きはがすときにパワーが必要なので、ギア比よりも巻き上げのトルク(力強さ)を重視する傾向があります。
ハンドルの位置
ベイトリールにはハンドルが右側についているものと左側についているものがあります。自分が使いやすいほうを選びましょう。セット商品を購入するときは、必ずハンドル位置を確認してください。
ラインはPEライン2〜3号がスタンダード
ラインにはPEラインを使うのが一般的です。号数は2号〜3号がスタンダード。強度と感度のバランスがよく、多くの釣り人がこのあたりの号数を選んでいます。
セット商品にはあらかじめPEラインが巻かれているものもあるので、初心者の方はそういった商品を選ぶと準備の手間が省けて便利ですよ。
船タコ釣りセットを選ぶときに絶対にチェックすべき3つのポイント
ここからは、実際にセット商品を購入するときに確認してほしいポイントをまとめました。
1. ロッドのオモリ負荷が船宿の指定に対応しているか
船宿によって「オモリは50号を使ってください」と指定がある場合が多いです。購入前にセットに含まれているロッドのオモリ負荷を確認し、船宿の指定に対応しているかを必ずチェックしましょう。
対応していないロッドで釣りをすると、うまく仕掛けが沈まなかったり、最悪の場合ロッドが折れてしまうこともあります。
2. リールのハンドルが右か左か
これは本当によくある失敗です。ハンドルの位置を確認せずに買ってしまい、自分と逆のハンドル位置のセットが届いたという声は少なくありません。
特にネット通販で購入する場合は、写真だけではなく商品説明をしっかり読み、ハンドル位置が明記されているかを確認してください。
3. セットに何が含まれているか
「船タコ釣りセット」と書いてあっても、含まれている内容は商品によって異なります。
- ロッド+リールだけのもの
- ロッド+リール+ライン付きのもの
- 仕掛けや小物まで含まれているもの
初心者の方は、ライン付きのセットを選ぶと別途ラインを購入する手間が省けておすすめです。ただし、仕掛け(タコエギや天秤、オモリ)は別売りのことがほとんどなので、セット購入後に別途準備する必要がある点は覚えておきましょう。
おすすめの船タコ釣りセット・製品候補
ここからは、実際に販売されている船タコ釣りセットや、セットを組むときに候補になる製品を紹介します。
1. おり釣具 Friday 船タコセット
初心者向けの船タコ釣りセットとして、販売店で扱われている商品です。ロッドとリールがセットになっており、すぐに使える状態で届くのが特徴です。
特徴
- 船タコ専用ロッド「Friday 船タコ 160」と専用リールのセット
- ロッドは全長約163cmで、船の上で扱いやすいサイズ
- 錘負荷は30-100号と幅広く、多くの船宿の指定に対応可能
- リールにはPEライン4号が100m巻かれているので、ライン購入の手間が省ける
メリット
- 初心者向けに設計されており、タックル選びで迷うことが少ない
- ライン付きでこの価格帯はコスパが良い
- すぐにでも釣りに行ける状態で届く
デメリット
- リールのブランド名が一般的でないため、詳細なレビューが少ない可能性がある
- 高級モデルと比べると、巻き心地や耐久性で差を感じるかもしれない
向いている人
- 初めて船タコ釣りをする人
- とにかく手軽に一式揃えたい人
- 予算を抑えて始めたい人
向いていない人
- シマノやダイワなど特定メーカーにこだわる人
- 長く使い続けられる高品質なタックルを求める人
購入前の注意点
リールのハンドル位置を必ず確認しましょう。右利き用か左利き用か、商品説明をよく読んでから注文してください。
2. 竿が選べる船タコ釣りセット(takoset-17)
こちらは、セットに含まれるロッドを複数のモデルから選べるタイプのセット商品です。ある程度知識がついてきた方が、自分好みのタックルを組むのに向いています。
特徴
- 複数のロッドモデルから選択できるカスタマイズタイプ
- 価格は選ぶロッドによって変動する
メリット
- 自分の好みやスタイルに合わせてロッドを選べる
- セット割で単品購入よりお得になることが多い
デメリット
- 選択肢が多い分、初心者には判断が難しい
- 在庫状況が変動しやすく、希望のロッドが選べないこともある
向いている人
- 船タコ釣りの基本をある程度理解している人
- 自分好みのタックルを組んでみたい人
向いていない人
- 「何を選べばいいかわからない」という初心者
- すぐに釣りに行きたい人
口コミ情報
実際に購入したユーザーからは、「軽くてかなり丈夫。竿の扱いやすさもかなり良い」という評価がある一方で、「竿とリールを固定する箇所が使っているとかなりの確率で緩んできた」という指摘もありました。使用前にネジの増し締めを習慣にするとよいかもしれません。
3. テイルウォーク オクトパスシリーズ(リール単体)
セット商品ではありませんが、船タコ釣り用リールの定番として知られているのがテイルウォークのオクトパスシリーズです。多くの釣り人から支持されているモデルなので、セットを自分で組む場合の参考にしてみてください。
オクトパスライト
- 自重:225gと非常に軽量
- ドラグ力:6.5kg
- ライン:PE2号が200m巻ける
- ギア比:5.4:1
軽量で扱いやすく、初心者からベテランまで幅広く使われています。
オクトパスSP2
- 自重:319g
- ドラグ力:12kgとパワフル
- ライン:PE3号が200m巻ける
- ギア比:6.4:1
大型のタコを狙う場合や、よりパワーを重視する方向けのモデルです。
4. 各メーカーのエントリーモデルロッド(ロッド単体)
リールと同様に、ロッドも単体で購入する場合は以下のようなモデルが候補になります。
- シマノ タコマスターBB S175:全長1.75m、錘負荷はモデルによって異なる
- ダイワ エギタコ X M-180:全長1.8m、錘負荷40-80号
- アルファタックル kaijin エギタコ180MH:全長1.8m、ミドルクラスのモデル
これらのロッドは価格帯が2万円前後と手が届きやすく、性能も十分。ただし、リールを別途購入する必要があるので、総額ではセット商品より高くなることが多いです。
船タコ釣りセット以外に必要なもの
セットを購入したあとに、別途準備が必要なアイテムをまとめておきます。
タコエギ
タコを釣るための擬似餌です。カラーやサイズがたくさんあるので、複数種類持っておくとよいでしょう。
天秤
仕掛けを海底近くに保つための道具です。船タコ釣りでは必須アイテムになります。
オモリ
船宿から指定される号数に合わせて準備しましょう。複数個持っておくと、ロストしたときにも安心です。
ライフジャケット
船に乗る場合は必ず着用が義務付けられています。自分に合ったサイズのものを準備してください。
クーラーボックス
釣ったタコを持ち帰るために必要です。十分なサイズのものを選びましょう。
船タコ釣りセットに関するよくある疑問
Q. 船タコ釣りセットの予算はどれくらいですか?
セット商品の価格帯は幅広く、1万円台のエントリーモデルから5万円を超えるハイエンドモデルまであります。初心者の方は、1.5万円〜3万円程度のセットから始めるのが無理なく続けられる目安です。
Q. 陸っぱりのタコ竿を船で使えますか?
陸っぱり(堤防など)用のタコ竿は船タコ釣りには適していません。長さや硬さが異なり、船の上では扱いにくい場合が多いです。特に船宿で禁止されていることもあるので、必ず船タコ専用のロッドを用意しましょう。
Q. 船タコ釣りにスピニングリールは使えますか?
使えないことはないですが、船宿によってはスピニングリールを禁止しているところもあります。ベイトリールが基本とされているので、最初からベイトリールを選んでおくのが無難です。
Q. 初心者におすすめのメーカーは?
シマノ、ダイワ、テイルウォークは信頼性が高く、初心者向けのモデルも豊富です。セット商品を選ぶ場合は、これらのメーカーの製品が含まれているかどうかもチェックポイントになります。
まとめ|自分に合った船タコ釣りセットを選ぼう
船タコ釣りを始めるにあたって、タックル選びはとても重要です。この記事で紹介したポイントをまとめると、以下のようになります。
- ロッドは1.8m前後、オモリ負荷が船宿の指定に対応しているものを選ぶ
- リールはベイトリールが基本。ドラグ力6kg以上が目安
- ラインはPE2〜3号がスタンダード
- セット商品を選ぶときは、ハンドル位置や含まれている内容を必ず確認する
- セット購入後もタコエギや天秤など別途必要な道具がある
最初から完璧なタックルを揃えようとしなくて大丈夫です。まずは予算に合った船タコ釣りセットを選び、実際に釣りを楽しみながら、自分に合った道具を徐々にグレードアップしていくのがおすすめです。
船宿のルールを事前に確認し、安全に気をつけて、素晴らしい船タコ釣りライフをスタートさせてくださいね。
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