PEラインを使い始めると必ずぶつかるのが「リーダー選び」の壁ではないでしょうか。
特に「PE2号」を使うとなると、リーダーは何号を選べばいいのか、フロロカーボンとナイロンどちらがいいのか、迷ってしまう方も多いはずです。
この記事では、PE2号に最適なリーダーの号数や選び方、おすすめの製品をわかりやすく解説します。
これを読めば、自分の釣りスタイルに合ったリーダーが選べるようになりますよ。
PE2号には何号のリーダーが合うのか
まず結論からお伝えします。
PE2号には、リーダーは「8号」が基本です。
これは「PEラインの号数 × 4」という計算式から導き出される数字です。
なぜ4倍が基準になるかというと、PEラインとリーダーの強度バランスを整えるためです。PEラインは同じ号数でもメーカーによって強度が異なりますが、2号の場合はおおむね20〜40lb(約18.2kg)程度の強度があります。リーダーを8号にすると、その強度に近い32lb前後のリーダーを選べるので、結束部の強度バランスが良くなります。
ちなみに、昔は「PEの3倍」という考え方もありましたが、現在は4倍が一般的な基準になっています。
リーダーの号数はなぜ大事なのか
リーダーの号数を間違えると、いくつかのトラブルが起きやすくなります。
- リーダーが細すぎると、結束部や根ズレで切れてしまう
- リーダーが太すぎると、ノットが決まりにくく結束強度が落ちる
- 太すぎると飛距離にも影響する
- 魚にラインが見切られる可能性も高くなる
特にPEラインは摩擦に弱い素材です。そのため、リーダーは単に「何号」という太さだけでなく、なぜその号数が必要なのかを理解して選ぶことが大切です。
PE2号に合うリーダーの選び方のポイント
リーダーを選ぶときは、以下の3つのポイントを押さえましょう。
1. 号数は「4倍ルール」を基準に調整する
PE2号の場合は8号が基準ですが、釣り場やターゲット、自分の腕前によって微調整します。
- 3倍(6号):飛距離を重視したい場合や、スローな釣りに向く
- 3.5倍(7号):バランスを重視する上級者向け
- 4倍(8号):強度バランスが良く、初心者にもおすすめ
- 5倍(10号):根ズレが多い場所や大物狙い向け
まずは8号から始めて、状況に応じて調整するのがおすすめです。
2. 素材で選ぶ:フロロカーボンとナイロン
リーダーには主に「フロロカーボン」と「ナイロン」の2種類があります。
フロロカーボンリーダー
- メリット:耐摩耗性が高い、感度が良い、水中で見えにくい
- デメリット:硬くてノットが組みづらい、値段が高い
ナイロンリーダー
- メリット:しなやかで結びやすい、伸縮性があり衝撃に強い
- デメリット:フロロより耐摩耗性が劣る、水中で目立ちやすい
迷ったら、まずはフロロカーボンを選んでおくと間違いありません。
3. 長さは釣り種別で変える
リーダーの長さも重要なポイントです。
- シーバス:80cm〜1.5m
- ロックフィッシュ:70cm〜1.5m
- ショアジギング・オフショアジギング:3〜5m
- サーフ:1.5〜2m程度
基本的には、ガイドに結び目が引っかからない長さに設定するのがコツです。
PE2号を使う主な釣りと推奨リーダー
PE2号はさまざまな釣りで使われています。それぞれの釣り種別に合わせたリーダーを紹介します。
シーバス
PE2号はシーバスゲームでも人気の太さです。
- 推奨リーダー号数:8号(フロロカーボン)
- 長さ:1〜1.5m
- 選ぶポイント:シーバスはルアーを頻繁にチェンジするので、ショックリーダーがおすすめです。フロロカーボンなら根ズレにも強く安心です。
ショアジギング
青物を狙うショアジギングでは、PE2号がスタンダードです。
- 推奨リーダー号数:8〜10号(フロロカーボン)
- 長さ:3〜5m
- 選ぶポイント:青物の鋭い歯や根ズレ対策として、やや太めのリーダーを選びましょう。長めに取ることで、メインラインへの負担も軽減できます。
ロックフィッシュ
カサゴやメバル、ソイなどを狙うロックフィッシュにもPE2号は使えます。
- 推奨リーダー号数:6〜8号(フロロカーボン)
- 長さ:70cm〜1.5m
- 選ぶポイント:根周りで使うことが多いので、耐摩耗性に優れたフロロカーボンがおすすめです。
タチウオジギング
タチウオのジギングでもPE2号はよく使われます。
- 推奨リーダー号数:8号(フロロカーボンまたはナイロン)
- 長さ:1.5〜2m
- 選ぶポイント:タチウオは歯が鋭いので、耐摩耗性を重視しましょう。
初心者がリーダー選びでやりがちな失敗例
リーダー選びでよくある失敗をいくつか紹介します。
失敗1:太さだけで選んでしまう
「強そうだから」とリーダーを太くしすぎると、結束部がうまく決まらず、逆に切れやすくなることがあります。太すぎるとガイドにも引っかかりやすくなるので注意が必要です。
失敗2:長さを短くしすぎる
リーダーが短すぎると、結束部がガイド内に入ってしまい、キャスト時に引っかかってトラブルの原因になります。
失敗3:素材を軽視する
「何でもいいや」と適当に選ぶと、思わぬところで切れてしまうことがあります。特に根ズレが多い場所ではフロロカーボンを選ぶなど、素材にもこだわりましょう。
PE2号におすすめのリーダー製品
ここからは、PE2号におすすめのリーダー製品を紹介します。
1. シーガー グランドマックス ショックリーダー
特徴:フロロカーボン素材で、同号数比較で非常に高い強度を誇ります。
メリット
- 強度が高いので1号ほど落としても使える
- 耐摩耗性が抜群
- ショックリーダーとして信頼性が高い
デメリット
- 硬めでノットが組みづらい
- 価格がやや高め
向いている人:強度を最優先する人、フロロカーボンの結束に慣れている人
向いていない人:ノットが苦手な初心者、しなやかな素材が好みの人
注意点:硬いため、結束時はしっかりと締め込む必要があります。慣れるまでは練習を重ねましょう。
2. バリバス オーシャンレコード ショックリーダー
特徴:ナイロン素材のショックリーダーで、しなやかで初心者にも扱いやすい製品です。
メリット
- ノットが組みやすい
- 適度な伸縮性があり、衝撃吸収に優れる
- コストパフォーマンスが良い
デメリット
- フロロに比べて耐摩耗性が劣る
- 水中でやや目立ちやすいと言われることがある
向いている人:リーダーの結束に慣れていない初心者、ナイロンのしなやかさを好む人
向いていない人:根ズレが多い場所で釣りをする人、高感度を求める人
注意点:フロロに比べて水中で目立ちやすいと言われることがあるので、警戒心の強い魚を狙うときは注意しましょう。
3. バリバス ショックリーダー フロロカーボン
特徴:バリバス製のフロロカーボンショックリーダー。コストと性能のバランスが良い製品です。
メリット
- フロロカーボンならではの耐摩耗性と感度
- 価格が比較的リーズナブル
- 初心者から上級者まで使いやすい
デメリット
- 高級品と比べるとやや硬い場合がある
- 製品によって品質にバラつきがあるという口コミも
向いている人:コスパを重視する人、フロロカーボンに慣れたい初心者
向いていない人:最高レベルの強度や感度を求める上級者
注意点:シリーズに複数の種類があるので、自分の釣りに合った製品を選びましょう。
4. シマノ ショックリーダー エクスセンス EX
特徴:シマノ製のフロロカーボンショックリーダー。エクスセンスブランドならではの品質が魅力です。
メリット
- シマノの品質管理で安定した性能
- 適度な硬さでノットが組みやすい
- 感度が高く、アタリがわかりやすい
デメリット
- 価格がやや高め
- 入手しにくい場合がある
向いている人:シマノ製品を信頼している人、感度を重視する人
向いていない人:コストを最重視する人
注意点:ラインの太さによって製品が分かれているので、必ず8号を選びましょう。
5. バリバス ショックリーダー VEP
特徴:バリバスの高級ライン「VEP」シリーズのショックリーダー。高強度・高感度が特徴です。
メリット
- 非常に高い強度と感度
- しなやかで扱いやすい
- ショックリーダーとしての信頼性が高い
デメリット
- 価格が高い
- 初心者にはややオーバースペックな場合も
向いている人:性能を最優先する上級者、大物を狙う人
向いていない人:予算を抑えたい人、初心者
注意点:高価格帯の製品なので、まずは他の製品で慣れてから検討しても良いでしょう。
よくある質問:PE2号のリーダー選び
Q1. PE2号に6号のリーダーを使っても大丈夫?
A. 使えますが、結束強度や耐摩耗性がやや落ちる可能性があります。飛距離を重視する場合や、スローな釣りに向いています。まずは8号から始めるのがおすすめです。
Q2. PE2号に10号のリーダーを使うのはあり?
A. ありです。根ズレが多い場所や大物を狙う場合は、10号を選ぶのも選択肢のひとつです。ただし、ノットが決まりにくくなるので、結束技術に自信が必要です。
Q3. フロロカーボンとナイロン、どっちがいい?
A. 迷ったらフロロカーボンが無難です。耐摩耗性や感度の面で優れています。ただし、結びやすさを重視するならナイロンも選択肢になります。
Q4. リーダーの長さはどうやって決める?
A. 基本的には、ガイドに結び目が引っかからない長さにします。シーバスなら1〜1.5m、ジギングなら3〜5mが目安です。
まとめ:PE2号には8号リーダーが基本
PE2号を使うなら、リーダーは8号(フロロカーボン)が基本です。
この4倍ルールを基準に、釣り場やターゲット、自分のスタイルに合わせて号数を微調整していきましょう。
リーダー選びで迷ったら、以下の優先順位で考えるとスムーズです。
- まずは8号のフロロカーボンを選ぶ
- 長さは釣り種別の目安を参考にする
- 慣れてきたら号数や素材を試してみる
最初から完璧を目指さず、試行錯誤しながら自分に合ったリーダーを見つけていくのが上達の近道です。
この記事を参考に、ぜひ快適なPEラインシステムを構築してくださいね。

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