エギングを始めようと思ったとき、最初に悩むのがリール選びではないでしょうか。
「どのメーカーがいいの?」「番手って何?」「ハイギアとノーマルギアの違いは?」――釣具店に並ぶたくさんのリールを見ると、どれを選べばいいか迷ってしまいます。
この記事では、エギングリールの基本的な選び方のポイントを押さえたうえで、予算や目的に合わせたおすすめモデルを紹介します。自分に合った「最強」の一台を見つけるための判断材料として、最後まで読んでみてください。
エギングリールを選ぶ前に知っておきたい3つのポイント
エギングリールを選ぶとき、最初に押さえておくべきポイントは大きく分けて3つあります。
番手(サイズ)の選び方
エギングで最もスタンダードなサイズは2500番です。これはシマノ・ダイワ共通で、多くのエギンガーが使用しているサイズになります。
ただし、メーカーによって同じ2500番でもボディサイズが異なる場合があるので注意が必要です。特にダイワは2022年にLT規格を変更しており、新LTの2500番は従来の1000番サイズのボディになっています。そのため、従来の2500番サイズを探す場合は「LT3000」や「LT3000-C」を選ぶことになります。
シマノの場合は「C3000」がコンパクトボディのモデルで、2500番とほぼ同じサイズ感です。エギングでは軽量なモデルが好まれるため、シマノならC3000サイズ、ダイワならLT2500サイズが初心者にも扱いやすい選択肢になります。
ギア比の選び方
ギア比はハンドル1回転でスプールが何回転するかを示す数値です。
エギングではハイギア(5.8〜6.2程度)が人気です。ハイギアのメリットは、短い巻き上げで素早くラインの糸フケを回収できること。アタリがあったときに素早く合わせる動きにも対応しやすくなります。
一方、ノーマルギア(5.0〜5.5程度)はゆっくりとした巻き上げがしやすく、シャクリの動作を安定させたい方に向いています。
釣り場の状況や自分のスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
自重の重要性
エギングはしゃくり動作を繰り返す釣りです。そのため、リールの軽さは操作性に直結します。
一般的に200g以下のリールがエギングに適しているとされており、軽量化が進んだ最新モデルでは170g前後まで軽くなったものもあります。
軽いリールは長時間の釣りでも疲れにくく、シャクリのテンポも維持しやすくなります。
エギングリールのタイプ別おすすめモデル
ここからは、価格帯や目的別にエギングリールのおすすめモデルを紹介します。選ぶ際の参考にしてください。
1. ダイワ 24 エメラルダス X LT2500
エギング専用モデルとして人気のエメラルダスシリーズのエントリーモデルです。
特徴
24エメラルダスXは、ダイワの最新技術であるエアドライブデザインを搭載したエギング専用リールです。エントリークラスながら、専用モデルならではの使いやすさが魅力です。
メリット
エギングに特化した設計で、初心者でも扱いやすいのが大きなメリット。価格も1万円台と手頃で、エギングを始める最初の一台として最適です。
デメリット
上位モデルと比べると自重があるため、軽量性を重視する方には物足りなく感じるかもしれません。
向いている人
これからエギングを始める初心者や、予算を抑えつつ専用モデルを使いたい方。
向いていない人
最軽量のモデルを求める上級者や、他の釣りにも流用したい方。
購入前の注意点
ノーマルギアが基本動作に適しているので、ハイギアモデルと迷った場合は自分の釣り方をイメージして選びましょう。
2. ダイワ 23 レガリス LT2500S-DH
「コスパ最強」の呼び声が高い、ダイワの人気汎用モデルです。
特徴
レガリスはダイワのエントリー〜ミドルクラスを代表する汎用スピニングリール。ザイオンV素材の採用により、1万円台とは思えない軽さを実現しています。
メリット
約200gという軽量ボディで、エギングだけでなく幅広い釣りに使える汎用性の高さが魅力。特にダブルハンドルモデル(-DH)はエギングとの相性がよく、安定したシャクリ動作が可能です。
デメリット
エギング専用モデルではないため、専用機が持つ細かなチューニングは施されていません。
向いている人
コストパフォーマンスを最重視する方。エギング以外の釣りにも一台で対応したい方。
向いていない人
エギング専用設計の高機能モデルを求める方。
購入前の注意点
ダブルハンドルモデルを選ぶことで、エギングでの使い勝手が大きく向上します。シングルハンドルと迷った場合は、エギング使用を想定してDHモデルを検討しましょう。
3. シマノ 23 セフィア XR C3000S
シマノのエギング専用モデルとして、多くのアングラーに支持されている一台です。
特徴
セフィアXRは、シマノの軽量素材CI4+を採用したエギング専用リール。エギングに最適化されたギア比とスプール設計が施されています。
メリット
軽量で剛性が高く、シャクリ動作が非常にスムーズ。専用モデルならではの感度の高さも魅力で、アタリを逃しにくいと評価されています。
デメリット
汎用モデルと比べると価格が高めで、エギング以外への流用は限定されます。
向いている人
エギングをメインに楽しみたい中級者から上級者。特に感度や操作性を重視する方。
向いていない人
予算を抑えたい初心者や、一台でいろんな釣りをしたい方。
購入前の注意点
専用設計のため、他の釣りに使う場合は汎用モデルと比較して選ぶとよいでしょう。
4. シマノ ヴァンキッシュ 2500S
シマノの軽量ハイエンドモデルで、エギンガーからの支持も厚いリールです。
特徴
ヴァンキッシュはシマノのスピニングリールの中でも特に軽量性に優れたモデル。エギング専用ではありませんが、その軽さと巻き心地の良さからエギングでの使用率が高いことで知られています。
メリット
驚異的な軽さと、シマノ独自の巻き心地が大きな魅力。長時間の釣りでも疲れにくく、繊細なアタリも感じ取りやすいと評価されています。
デメリット
ハイエンドモデルなので価格は高め。エギング専用ではないため、専用モデルが持つ独自機能はありません。
向いている人
軽量性を最優先する方や、エギングだけでなく様々な釣りに使える高品質なリールを求める方。
向いていない人
予算を抑えたい方や、エギング専用のチューニングを重視する方。
購入前の注意点
価格帯が高いので、自分の予算と相談したうえで選びましょう。
5. ダイワ ルビアス LT2500S
ダイワのミドルクラスを代表する軽量汎用モデルです。
特徴
ルビアスはダイワのミドルクラスでありながら、軽量性と剛性のバランスに優れたモデル。エギングはもちろん、幅広い釣りで活躍します。
メリット
上位モデルに迫る軽さと滑らかな巻き心地を持ちながら、価格はミドルクラスに収まっている点が魅力です。
デメリット
エギング専用ではないため、専用モデルに比べると細かいチューニングはありません。
向いている人
エギングをメインにしつつ、他の釣りも楽しみたい中級者。コストパフォーマンスと性能のバランスを重視する方。
向いていない人
エギング専用機能を求める方や、最軽量モデルを求める方。
購入前の注意点
シマノのヴァンキッシュとよく比較されるモデルで、どちらを選ぶかは好みや予算によって変わります。
エギングリールを選ぶ際のよくある疑問
エギング専用モデルと汎用モデルはどちらがいいの?
エギング専用モデルは、エギのシャクリ動作やアタリの取りやすさに特化した設計がされています。そのため、エギングをメインに楽しむなら専用モデルがおすすめです。
一方、汎用モデルはエギング以外の釣りにも使える汎用性が魅力。複数の釣りを楽しみたい方は、汎用モデルを選ぶことで一台でいろいろなシーンに対応できます。
ハイギアとノーマルギア、どっちを選べばいい?
ハイギアはラインの糸フケを素早く回収できるため、アタリがあったときの対応がしやすいのがメリットです。風が強い日や、イカが活発なシーズンにはハイギアが有利に働くことが多いでしょう。
ノーマルギアはゆっくりとした巻き上げがしやすく、シャクリの動作を安定させたい方や、初心者にも扱いやすいと言われています。
どちらが正解というわけではなく、自分の釣りスタイルや好みで選ぶとよいでしょう。
予算別におすすめは?
エギングリールは価格帯によって性能が大きく変わります。
- 1万円前後:ダイワ レガリス、シマノ セドナなど。初心者が最初に手に取るのにちょうどいい価格帯です。
- 2万円〜4万円台:ダイワ ルビアス、シマノ セフィアXRなど。性能と価格のバランスがよく、中級者におすすめです。
- 5万円以上:シマノ ヴァンキッシュやステラ、ダイワ イグジストなど。軽量性や巻き心地が格段に向上するハイエンドモデルです。
エギングリールを選ぶときの最後のチェックポイント
エギングリールを選ぶときは、以下のポイントを最後に確認してみてください。
- 番手は2500番またはC3000番が標準。メーカーによるサイズ感の違いに注意しましょう。
- ギア比はハイギアが人気。ただし、自分の釣り方に合ったものを選ぶことが大切です。
- 自重は200g以下が目安。軽いほど疲れにくく、操作性も向上します。
- エギング専用か汎用か。メインで使う釣りに合わせて選びましょう。
- 予算に合ったモデルか。価格帯によって性能が異なるので、自分の予算と相談して決めましょう。
これらのポイントを押さえたうえで、自分に合った一台を見つけてください。エギングリール選びは、その後の釣果にも大きく影響する大切な選択です。ぜひこの記事を参考に、あなたにとって「最強」のリールを見つけてください。

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