英単語の「general」、どんな意味かパッと説明できますか?
「まあ、『一般的な』って意味でしょ?」と答えられる方も多いと思います。でも実際には、general はもっとたくさんの意味を持っていて、使い方もとっても幅広いんです。
しかも、general にはもうひとつ、全然違う顔もあります。それが名詞としての意味。聞いたことはありますか?
この記事では、general の意味や使い方を、形容詞・名詞の違いから重要熟語「in general」の使い方まで、辞書の定義をもとにていねいに解説していきます。
「general」を正しく使いこなせるようになりたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
generalの基本的な意味と品詞
まずは general がどんな品詞として使われるのか、そしてそれぞれの基本的な意味をざっくり見ておきましょう。
general には、大きく分けて以下の2つの品詞があります。
- 形容詞:全体に関わる、詳細ではない、おおよその、など
- 名詞:陸軍や空軍の高級将校(将官・将軍)
日常会話で登場するのは圧倒的に形容詞の方です。でも名詞の意味もニュースなどで出てくるので、知っておくと便利です。
順番に見ていきましょう。
generalの形容詞としての意味と使い方
まずは形容詞としての general から。実はこれ、ひとことで「一般的な」と訳すにはもったいないほど、たくさんのニュアンスがあるんです。
Merriam-Webster辞典やBritannica辞典などの定義をまとめると、形容詞 general には主に以下のような意味があります。
1. 全体に関わる、全般的な
general の代表的な意味のひとつが、「特定の一部ではなく、全体に関係する」というニュアンスです。
- general election(総選挙)
- general public(一般大衆)
- general meeting(総会)
たとえば「general meeting」は「全体が集まる会議」というイメージですね。「特定のメンバーだけの会議」ではない、ということを示しています。
2. 詳細ではない、あらましの
「細かい部分には立ち入らず、大きな枠組みで捉える」という意味でも使われます。
- general idea(大まかな考え)
- general outline(概略)
- general description(一般的な説明)
「general idea」は「正確で細かい情報」ではなく、「おおよそのイメージ」という感覚です。「細かいことは後でいいから、まずはざっくり教えて」という場面で使えます。
3. おおよその、大体の
「正確な数字ではないけれど、だいたいこんなもの」という意味でも general は使われます。
- general estimate(おおよその見積もり)
- in general terms(大まかに言えば)
たとえば「general estimate」は「正確に計算された見積もり」ではなく、「ざっくりとした見積もり」を指します。
4. 通常の、一般の、普通の
「特別なものではなく、普通の」というニュアンスです。
- general practice(一般診療 / 一般的な慣行)
- general hospital(総合病院)
- general store(雑貨店)
「general hospital」は「特定の分野だけではなく、いろんな診療科がある普通の病院」というイメージですね。
5. 専門的でない、普通の人が対象の
「専門家向けではなく、広く一般の人向けの」という意味でも使われます。
- general reader(一般読者)
- general education(一般教養)
学術書ではなく、多くの人が読める内容の本を「general reader向け」と表現したりします。
6. 高位の、総括的な(役職など)
組織の中で「全体を統括する立場」を表すときにも general が使われます。
- general manager(統括マネージャー)
- secretary-general(事務総長)
- attorney general(司法長官)
「general manager」は「特定の部署ではなく、全体を管轄するマネージャー」というニュアンスです。
このように、形容詞の general は「全体」「大枠」「普通」「専門的でない」「高位」と、かなり幅広い意味を持っています。日本語の「一般的な」だけで覚えていると、思わぬところで意味を取り違える可能性があるので、それぞれのニュアンスを押さえておくのがおすすめです。
generalの名詞としての意味と使い方
続いては名詞の general です。
形容詞の意味とはまったく異なるので、ここはきっちり分けて覚えましょう。
名詞の general は、主に陸軍・空軍・海兵隊の高級将校(将官・将軍)を指します。
Oxford Learner’s DictionariesやMerriam-Webster辞典にも、そのように定義されています。
- a four-star general(大将)
- General MacArthur(マッカーサー将軍)
「general」は日本語で「将軍」と訳されることが多いですが、正確には「将官」と呼ばれる階級のグループ全体を指します。「大将」「中将」「少将」なども含まれるんですね。
ちなみに、海軍の将官は「admiral(提督)」と呼ぶのが一般的です。「general」は主に陸軍や空軍、海兵隊で使われると覚えておくとよいでしょう。
この意味はニュースや歴史の文脈でよく出てくるので、「あ、generalって将軍のことか」と頭の片隅に入れておいてください。
重要熟語「in general」の意味と使い方
さて、general を使った熟語で、もっとも重要なもののひとつが in general です。
in general は副詞句として使われ、文全体や名詞を修飾します。辞書(Britannica辞典、Collins英和辞典)の定義をまとめると、主に以下の3つの意味があります。
1. 概して、一般的に言って
「細かい例外はあるけれど、だいたいそうだ」というニュアンスです。
- In general, Japanese people are polite.
(概して、日本人は礼儀正しい。)
特定の個人ではなく、「日本人全体として見ると」という意味ですね。
2. 全体として、総合的に見て
「個別の部分ではなく、全体をひとまとめにして」というニュアンスです。
- The plan is good in general.
(その計画は全体としてはよい。)
細かい部分に問題があったとしても、「全体として見れば」良い、という意味になります。
3. 通常は、たいていは
「ほとんどの場合」という意味で使われます。
- In general, I get up at 7 a.m.
(たいていは朝7時に起きます。)
「いつもそうとは限らないけれど、だいたいはそう」というニュアンスです。
この3つの意味はとても似ていますが、文脈によって「どの意味が一番ふさわしいか」が変わってきます。いずれにしても「すべての例外を除いた大枠」を指す表現だ、と理解しておくと使いやすいでしょう。
「in general」と「generally」の違い
よくある疑問のひとつが、in general と generally の違いです。
generally も副詞で、意味は「概して」「通常は」「広く」など、in general ととてもよく似ています。
では、どこが違うのでしょうか?
簡単に言うと、in general の方が「全体として」というニュアンスが強く、generally の方が「通常は」というニュアンスが強い傾向があります。
とはいえ、多くの場面で置き換えても意味が通じることがほとんどです。厳密なルールというよりも、ネイティブの感覚として「in general」の方がややフォーマルで、「generally」の方がカジュアルに使われることもあります。
- In general, the weather here is mild.
(全体として、ここの気候は穏やかだ。) - The weather here is generally mild.
(ここの気候はだいたい穏やかだ。)
どちらも自然で、意味もほぼ同じです。あまり気にしすぎず、まずは両方使えるようにしておくのがおすすめです。
generalに関連する重要フレーズ
general を使ったよくあるフレーズをいくつか紹介します。
- as a general rule(概して、原則として)
- As a general rule, we don’t accept returns.
(原則として、返品はお受けしておりません。) - in general terms(大まかに言えば、概略で)
- Let me explain it in general terms.
(大まかに説明させてください。) - general knowledge(一般常識)
- He has a wide range of general knowledge.
(彼は幅広い一般常識を持っている。) - general direction(大まかな方向性)
- I need a general direction for this project.
(このプロジェクトの大まかな方向性が必要です。)
どれも日常会話やビジネスシーンで使える表現なので、この機会に覚えておくと役立ちますよ。
generalと似た意味の単語との違い
general と似た意味を持つ英単語はいくつかあります。ここでは代表的なものとの違いを整理しておきます。
general vs specific
specific は「具体的な」「特定の」という意味で、general の正反対にあたります。
- general idea(大まかな考え) vs specific plan(具体的な計画)
「general」は「全体や大枠」、「specific」は「細部や個別」を指すと覚えておくと分かりやすいです。
general vs particular
particular も「特定の」「特別な」という意味で、general の対極にあります。
- general public(一般大衆) vs particular group(特定のグループ)
「general」が「広く全体に及ぶ」のに対し、「particular」は「ある特定のものに限定される」ニュアンスです。
general vs common
common は「共通の」「ありふれた」という意味です。general と似ていますが、「general」は「全体に関わる」という視点が強いのに対し、「common」は「よく見られる」という視点が強いです。
- general opinion(一般意見:多くの人の意見) vs common sense(常識:多くの人が共有する知識)
general vs usual / normal
usual は「いつもの」、normal は「標準的な」「正常な」という意味です。
- general practice(一般的な慣行) vs usual practice(いつもの慣行) vs normal practice(標準的な慣行)
「general」は「広く行われている」という意味合いが強く、「usual」は「その人やその場にとってはいつも通り」というニュアンス、「normal」は「標準から外れていない」というニュアンスです。
まとめ|generalの意味と使い方を押さえよう
ここまで general の意味や使い方について見てきました。最後にポイントをまとめておきます。
- 形容詞の general は「全体に関わる」「詳細ではない」「おおよその」「通常の」「専門的でない」「高位の」など、幅広い意味を持つ。
- 名詞の general は「陸軍・空軍・海兵隊の高級将校(将官・将軍)」を指す。形容詞とはまったく別の意味なので注意。
- 熟語 in general は「概して」「全体として」「通常は」の3つの意味で使われる。generally とほぼ同じ意味で使えるが、ややフォーマルな印象を与えることもある。
- general と似た単語(specific / particular / common / usual / normal)はそれぞれニュアンスが異なるので、文脈に応じて使い分けると表現の幅が広がる。
general はそれだけでも十分に意味が広い単語ですが、「in general」などの熟語や似た単語との違いまで押さえておくと、英語の表現力がぐっとアップします。
この記事で紹介した意味や使い方を参考にしながら、実際の英会話や英文作成でぜひ活用してみてください。

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