ANAで行く釣り旅におすすめの持ち運び便利な釣り道具7選!機内持ち込み術も解説

釣り道具

飛行機での釣り旅って、ロマンがありますよね。沖縄の離島で透き通る海にルアーを投げたい、北海道の渓流で大物と格闘したい。頭の中は最高の釣果でいっぱいなのに、ふと我に返ると「で、この大量の釣り道具、どうやってANAの飛行機に乗せればいいんだ…」となるわけです。

僕自身、これまで何度もANAの国内線で釣り遠征してきましたが、最初は本当に不安でした。竿は預けられるの?リールは機内持ち込みできるの?ルアーのフックは没収されない?そんな疑問と格闘してきた経験を踏まえて、ANAの釣り旅に本当に役立つ道具と運び方のコツをお伝えします。

ANAの手荷物規定で釣り道具はどう扱われるのか

まず大前提として、ANAでは釣り道具はスポーツ用品のカテゴリーで預け荷物として扱われます。つまり基本的に、釣り竿もリールもルアーも、預けるのが原則です。ただし、サイズや内容によっては機内持ち込みできるケースもあるので、その境界線をしっかり理解しておきましょう。

預け荷物としての釣り竿ケースは、3辺の合計が203cm以内、重量が20kg以下なら無料で預けられます。エコノミークラスの場合、無料預け荷物は1人2個までなので、スーツケースと竿ケースの2つでちょうど収まる計算です。

でもここで盲点なのが、ロッドケースの長さ。たとえば120cmのケースだと、3辺合計が意外と大きくなります。幅と奥行きがそれぞれ15cm程度でも、120+15+15で150cm。これは余裕で範囲内です。でも油断して160cmのハードケースにしたら、幅と合わせて200cm近くになることも。長さが130cmを超えるケースを選ぶときは、他の辺の寸法も必ず確認してください。

機内持ち込みの場合は、手荷物のサイズ規定である3辺合計115cm以内、かつ55cm×40cm×25cm以内に収める必要があります。ここに釣り道具を収めるとなると、相当コンパクトな仕組みが必要になってきます。詳しくは後述しますが、分解できるトラベルロッドと小さなタックルバッグの組み合わせが現実的な選択肢です。

ANAの釣り旅におすすめの持ち運び便利な釣り道具7選

ここからは、実際にANA便での遠征で重宝する道具を具体的に紹介していきます。どれも僕自身が使ってみて「これはいい」と思ったものや、遠征仲間から高評価だったものばかりです。

1. シマノ フリーゲームXT マルチピースロッド

遠征用トラベルロッドの代名詞といえばこれ。3ピース構造で、仕舞寸法は約55cm。つまり、普通のボストンバッグややや大きめのリュックにすっぽり収まります。これなら預け荷物の竿ケースが不要になり、手荷物と合わせてトータルの荷物を減らせます。

磯のフカセ釣りからサーフのルアーゲームまで幅広く対応できるラインナップで、仕舞寸法の短さと実釣性能を両立しているのがすごいところ。ANAの機内持ち込みサイズにギリギリ収まる55cmという数字は、明らかに遠征を意識して設計されています。実際に使ってみると、ジョイント部のガタつきもなく、1ピースロッドに迫る素直な曲がりを実現していて、現地で「やっぱり安物だから…」と後悔することはまずありません。

シマノ フリーゲームXT

2. ダイワ モバイルパック ロッドケース

預け荷物として竿を持っていくなら、絶対に信頼できるケースが必要です。ダイワのモバイルパックは、長さを80cmから130cmまで無段階で調整できる可変式ケース。これが本当に便利で、持ち運ぶ竿の長さに合わせてピッタリのサイズにできるので、ケース内で竿が暴れて折れる心配が激減します。

生地は厚手のポリエステルで、エアポートのベルトコンベアで揉まれても大丈夫な強度。内側に竿を固定するベルトも付いていて、複数本の竿を入れたときのガイド同士の干渉も防げます。カモフラ柄とブラックから選べて、空港で自分の荷物を一発で見つけられるのも地味に便利なポイントです。

ダイワ モバイルパック

3. がまかつ ラッシュポリエステル アルミマルチロッドケース

もう少しハードな保護力が欲しい人にはこれ。アルミ蒸着シートを使ったセミハード構造で、外からの衝撃をしっかり逃がしてくれます。重量は約1.5kgと軽量ながら、誤って踏まれたり他の荷物の下敷きになったりしても竿を守れる安心感があります。

長さは90cm、110cm、130cmの3サイズ展開。石垣島や奄美大島などANAのリゾート路線で使うなら、ライトゲームの短めロッドに合わせた90cmがおすすめ。コンパクトなのでレンタカーのトランクでも邪魔になりません。

がまかつ ラッシュポリエステル アルミマルチロッドケース

4. シマノ フリーゲームリュック ライト

機内に持ち込むタックルバッグとして最適なのがこれ。容量は約30Lで、ANAの機内持ち込み基準(55cm×40cm×25cm)にぴったり収まります。見た目は普通のデイパックなので、空港で浮くこともありません。

内部はルアーケースや小物の収納に特化したポケット構成で、中型リールなら2台、小型ルアーケースなら4〜5個を整頓して入れられます。背面とショルダーストラップのクッションがしっかりしていて、重たい釣り道具を入れても肩が痛くなりにくい。保安検査でノートPCのようにサッと取り出せる構造になっているのも、空港でのストレスを減らしてくれます。

シマノ フリーゲームリュック ライト

5. メジャークラフト ソルパラ パックロッド 5ピース

トラベルロッドのコスパ最強候補です。5ピースに分解でき、仕舞寸法は驚きの約45cm。ANAの機内持ち込みはおろか、小さなデイパックにも入ってしまいます。実売1万円台という価格設定も、遠征用サブロッドとして気兼ねなく使えるポイント。

ソルティストやライトショアジギング向けのモデルが揃っていて、青物からフラットフィッシュまで幅広く対応。感度やキャストフィールも価格以上のものがあり、これ1本で遠征のメインロッドを張れる実力です。万が一現地で破損しても、「まあこの値段なら」と諦めがつく精神的な安心感も、旅先では意外と大切だったりします。

メジャークラフト ソルパラ パックロッド

6. ダイワ リールケース セミハード

リールって意外とデリケート。預け荷物に放り込んでおくと、スプールが歪んだりハンドルが曲がったりしがちです。このケースは外側がセミハード、内側がクッション素材で、大切なリールをしっかり保護します。スピニングリールなら2500番〜4000番クラスが1台、ベイトリールなら2台収納可能。

機内持ち込みバッグに入れてもかさばらないコンパクト設計で、ANAの保安検査でもスムーズに通過できるのがうれしいところ。内部の仕切りが取り外せるので、ルアーや小物入れとしても使えます。遠征時はリール保護のためだけでなく、小物整理ケースとしても役立つマルチなアイテムです。

ダイワ リールケース セミハード

7. ロッドベルト(竿固定ベルト)

最後は地味だけど超重要なアイテム。複数本の竿を束ねてケースに入れるときに、竿同士がずれてガイドが破損するのを防ぐための面ファスナーベルトです。2本セットで数百円と安価ですが、これがあるだけでロッドケース内の安定感が段違い。

特にANAの預け荷物は、搭乗時に複数回の積み下ろしが発生します。そのたびにケース内で竿が動くと、知らないうちにガイドが潰れていた、なんてことも。僕は1回その失敗をしてから、必ず2セット使って竿の上部と下部を固定するようにしています。旅行先で初日の朝に折れた竿を発見する絶望を、味わわないで済むための小さな投資です。

ロッドベルト

ANAの保安検査をスムーズに通過する釣り道具パッキング術

道具が揃ったら、次は実際のパッキングです。ANAの保安検査には、釣り具ならではの落とし穴がいくつかあります。ここを押さえておかないと、せっかくの釣り道具を空港で没収されかねません。

ルアーとフックは預け荷物が鉄則
釣り針やルアーのフックは、機内持ち込み手荷物では基本的にNGです。先端が鋭利なものは危険物扱いされるため、没収対象になります。必ず預け荷物に入れましょう。どうしても機内持ち込みしたい場合は、フックをすべて外したボディのみの状態にしてください。

ハサミやプライヤーも預け荷物へ
ラインカッターやフィッシングプライヤーも、刃物扱いされることがあります。特に刃渡り6cm以上のハサミは機内持ち込み禁止。釣り用のハサミは小さくても鋭利なので、念のためすべて預け荷物にまとめておくのが安心です。

リールは糸を巻いたままでもOK
リールにラインが巻いてあっても問題ありません。保安検査で引っかかることはまずないので、そのまま機内持ち込みバッグに入れて大丈夫です。ただし、予備のラインスプールは預け荷物に入れておいたほうが、現地でトラブルがあったときに安心です。

モバイルバッテリーと電子機器に注意
最近は魚探用のモバイルバッテリーや電動リールの予備バッテリーを持ち歩く人も増えています。リチウムイオンバッテリーは機内持ち込み必須、預け荷物には絶対に入れられません。ワット時定格量が160Whを超えるものは持ち込み自体が禁止なので、必ず事前に確認してください。

パッキングの順番で破損を防ぐ
ロッドケースに竿を入れるときは、まず竿全体をプチプチ(気泡緩衝材)で軽く巻き、ガイド部分には特に入念に巻きます。その上からロッドベルトで上下2箇所を固定し、最後にケースに入れる。これだけで破損確率が劇的に下がります。プチプチはホームセンターで1m単位で買えるので、旅行前に準備しておきましょう。

ANAの路線別・おすすめ釣り道具セレクト

ANAの国内線ネットワークは、釣り人にとって本当に魅力的なエリアをカバーしています。路線別に、持っていくべき道具の選び方をまとめました。

沖縄・石垣島ルート(ANA直行便あり)
南国のソルトルアーゲームがメイン。狙うのはミーバイ(ハタ類)やタマン(ハマフエフキ)、GT(ロウニンアジ)など。メインロッドは8〜10ftのショアジギングロッドが1本あれば、ライトからミドルクラスまで幅広くカバーできます。ルアーはダイビングペンシルとジグを中心に、サイズは30g〜60gを揃えておけば安心。ANAで預けるケースは110cmクラスで十分でしょう。

北海道・女満別/札幌ルート
渓流釣りやサーモンフィッシングが目的なら、トラベルロッドの出番です。渓流なら5ft〜6ftの3ピースロッド、サーモンなら8ft前後のパックロッドがベスト。北海道の渓流は藪漕ぎポイントも多いので、機内持ち込みできるコンパクトなロッドのほうが、現地での機動力も上がります。ウェーダーは預け荷物に入れ、しっかり乾燥させてからパッキングするのを忘れずに。

鹿児島・与論島/奄美大島ルート
ライトショアジギングとエギングの二刀流におすすめのエリア。ロッドは2本体制にして、エギングロッド(8ft前後)とショアジギングロッド(9〜10ft)を用意するのが理想。どちらもトラベルロッドなら機内持ち込みバッグに収まります。ルアー類は預け荷物にまとめ、現地でよく釣れるカラーをリサーチしてから持っていく数を調整すると荷物を減らせます。

ANAの超過手荷物料金と釣り道具の費用対効果を考える

釣り道具は嵩張るので、ときには手荷物が超過して追加料金が発生することもあります。ANAの国内線では、超過手荷物1個につき5,000円(税込)がかかります。重量が20kgを超えた場合も、超過料金の対象です。

ここで考えたいのが「持参 vs 現地レンタル」の費用対効果。たとえば沖縄の離島で釣り具をレンタルすると、一式で1日3,000円〜5,000円程度が相場です。3日間借りれば9,000円〜15,000円。一方、ANAの超過手荷物料金は往復で最大10,000円。2泊3日以上の釣行なら、勝手のわかる愛用の道具を持っていったほうがコスパも釣果も上回ることが多いです。

ただし、これは超過料金が発生する前提の話。先に紹介したトラベルロッドと機内持ち込みバッグの組み合わせなら、そもそも無料範囲内に収まる可能性が高いです。荷物を減らせばレンタカーでの移動も楽になりますし、なにより「自分の道具で釣る」という気持ちの部分のアドバンテージは、旅先では想像以上に大きいものです。

ANA空港宅配サービスを活用した釣り道具の送り方

実は、飛行機に自分で持ち込む以外にも選択肢があります。ANAが提携している空港宅配サービス(ヤマト運輸の空港宅急便)を使えば、釣り道具一式を自宅から目的地の宿泊先へ直送できるのです。

料金はサイズと距離によりますが、竿ケース(120cmサイズ)を東京から石垣島へ送ると片道3,000円〜4,000円程度。往復で7,000円前後です。これを高いと見るか安いと見るかは価値観次第ですが、空港での待ち時間や受け取りの手間、ロストバゲージのリスクを考えると、検討する価値は十分にあります。

特に家族旅行と釣りを組み合わせる場合、空港で大きな竿ケースを持ち歩くのはかなりのストレス。宅配サービスで先に送っておけば、身軽に移動できて家族にも優しい釣り旅が実現します。

ANAで行く釣り旅の持ち運び釣り道具 まとめ

ANAを利用した釣り旅は、ちょっとした準備と道具選びで驚くほど快適になります。大事なのは「飛行機に乗せること」を前提に道具を選ぶ視点です。

トラベルロッドを中心に機内持ち込みサイズにまとめるか、預け荷物として確実に保護できるケースを選ぶか。この方針を最初に決めてしまえば、あとは自然と必要な道具が見えてきます。僕のおすすめは、機内持ち込みできるトラベルロッドと小型タックルバッグの組み合わせ。荷物がコンパクトにまとまり、現地到着後もすぐに釣りを始められるフットワークの軽さは、遠征の満足度を確実に上げてくれます。

次の連休、ANAの飛行機に乗って、まだ見ぬ魚と出会う旅に出てみませんか。愛用の道具を相棒に、いつもと違う海や川での最高の一匹が、あなたを待っています。

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