「飲ませ釣りって面白そうだけど、何から揃えたらいいのか全然わからない…」
大丈夫です。釣具屋さんに行くと道具が多すぎて、どれを買えばいいか迷っちゃいますよね。この記事では、堤防からの飲ませ釣りをこれから始めたいあなたに、本当に必要な道具だけを厳選して紹介していきます。竿やリールの選び方はもちろん、エサのアジを元気にキープするための裏ワザまで、まるっとお伝えしますね。
飲ませ釣りとは?その魅力と道具選びが重要な理由
飲ませ釣りって、簡単に言うと「生きた小魚をエサにして、それを捕食するフィッシュイーターを狙う」釣り方です。「ノマセ釣り」と呼ぶ地域も多いですね。
何がそんなに面白いのか?
それはもう、ドラマチックなアタリに尽きます。
ウキがゆっくり沈んでいく…そして次の瞬間、一気に海中へ消える! あのスリルは一度味わったら忘れられません。青物(ブリ、ハマチ、メジロ)、スズキ、ヒラメ、マゴチなど、普段はなかなか釣れない大物が手に入る可能性があるのも大きな魅力です。
ただ、飲ませ釣りは道具選びが釣果の8割を決めると言っても過言ではありません。特に「エサを生かす」ための道具がいい加減だと、釣りを始める前にお手上げになっちゃいますからね。ここからは失敗しない道具の選び方を、具体的にお話ししていきます。
ロッド(竿)の選び方|長さと硬さの基準
飲ませ釣りを始めるにあたって、最初に悩むのが竿選びだと思います。釣具屋に行くとズラリと並んでいて、どれが合うのか迷いますよね。
竿の硬さは「3号〜5号」が基準
まずは竿の硬さから決めていきましょう。
堤防からの飲ませ釣りには、磯竿や万能竿で3号から5号あたりを選ぶのが基本です。号数が大きいほど硬い竿になります。
「それってどれくらい?」
3号はちょっと柔らかめで、アジなどの小さめのエサを投げやすいのが特徴。反対に5号はゴツめで、大物とのやり取りに余裕が出ます。迷ったら4号を選んでおけば間違いありません。あらゆるサイズの魚に対応できる、まさに万能選手です。
竿の長さは釣り場で決める
長さの目安は4.0m〜5.3m。これはなぜかというと、足場が高い堤防でも、竿が短すぎるとやり取りがしにくいからです。
「でも長い竿って重そう…」
その気持ち、すごくわかります。でも最近のエントリーモデルは昔と比べてずいぶん軽くなりました。例えばシマノ ホリデー磯やダイワ リバティクラブ磯風あたりは価格も手頃で、入門にぴったり。最初から高級な竿である必要はまったくありませんよ。
ポイントは、自重が重すぎないこと。一日中竿を持つ釣りなので、手首への負担は意外とバカになりません。スペック表で「自重」を必ずチェックしてみてください。
リールの選び方|番手とドラグ性能が命
次にリールです。飲ませ釣りでは圧倒的にスピニングリールが選ばれています。投げやすくてライントラブルも少ないので、初心者の方にも安心です。
サイズは4000〜6000番を選ぼう
リール本体に「4000」とか「6000」って数字が書いてありますよね。あれが番手で、数字が大きいほどリールのサイズも大きくなります。飲ませ釣りでは4000番から6000番を選んでください。
もう少し詳しく言うと、道糸のナイロン5号〜8号を150m以上巻けるキャパシティが欲しい。なぜそんなに必要かというと、大物が掛かると一気に100m単位でラインを持っていかれるからです。
おすすめのエントリーモデルとしては、シマノ サハラやシマノ ナスキーが挙げられます。耐久性も高く、海水で使っても安心ですよ。ダイワ レガリスも軽量でコストパフォーマンスが抜群です。
本当に大切なのは「ドラグの滑り出し」
これ、知らない人が多いんですけど、ドラグ性能で一番見るべきは最大ドラグ力の数値じゃないんです。
大物が走る瞬間、ドラグが「カクン…ズルズルズル」と引っかかることなく、スムーズに出ていくかどうか。つまり低負荷時の滑りの良さが命なんですね。これが渋いと、せっかく掛かった魚の口切れやラインブレイクにつながります。
店頭でリールを手に取ったら、ぜひドラグを緩めて糸を引っ張ってみてください。滑らかさの違いは意外と体感できますよ。
エサを生かすための道具と管理のコツ
さて、ここからが飲ませ釣りの真骨頂。エサの生きたアジやイワシを元気にキープする道具です。これが不十分だと、本当に何も起こらずに一日が終わります。
生かしバケツとエアポンプはセットで必須
エサを入れておく専用のバケツ、「アジバケツ」や「生かしバケツ」を必ず用意しましょう。
すぐに見分けるポイントはフタの有無です。フタ付きなら海中に沈められるので、水温変化を少なくできてエサに優しい。酸素供給のためのエアポンプ(エアレーション)も絶対に忘れないでください。電池式が主流で、できれば単一電池タイプのほうが断然長持ちします。
エサを弱らせないための小技
「ちゃんとポンプも動いてるのに、なぜかすぐ弱っちゃう…」
こんな悩みを持っている方、多いんじゃないでしょうか。実はエサが弱る原因は酸素だけじゃなくて、温度変化とアンモニアなんです。
水温が高い夏場は特に、バケツの中の水がみるみる温まります。そうすると水中の酸素が減るだけでなく、エサのフンから出るアンモニア濃度も急上昇。これがダメージになるんですね。
対策は簡単です。こまめな水換えを習慣にしましょう。海水をバケツごと半分くらい入れ替えるだけで、エサの生存率はグッと上がります。水をすくう小さな網もあると、エサの体を傷つけずにすみますよ。
また、針を付ける手返しもスピードが大事。エサに針を刺したら、モタモタせずにすぐ投入。手のひらで握りすぎると弱るので、魚体に触れる時間を極力短くしてください。手ぬぐいやフィッシュグリップを使うのも一手です。
飲ませ釣りの仕掛け|3つの種類と使い分け方
道具がある程度揃ったところで、次は仕掛けです。飲ませ釣りの仕掛けは大きく3タイプあります。
ウキ釣り仕掛け(定番)
最もポピュラーなのがこのウキ釣り仕掛け。大きなウキ下にエサのアジを漂わせて狙います。
長所は、タナ(水深)を狙った層にキープしやすいこと。表層から中層を回遊する青物に効果的です。
泳がせ釣り仕掛け ウキ釣り セットのように、必要なパーツが揃った市販のセット仕掛けを使うと、最初は手間が省けて便利ですよ。
胴付き(ぶっこみ)仕掛け
オモリが一番下で、その上にエサの針が付くシンプルな仕掛け。底ベッタリにエサを置けるので、ヒラメやマゴチといった底物狙いの本命です。
流れが速い場所や、大物が底に張り付いているときに試してみてください。
エレベーター仕掛け
道糸の途中にオモリが通っていて、エサが自由に動き回れる構造。アジがより自然に泳げるので、活性の低いスレた魚に効きます。ちょっと上級者向けですが、食い渋りを打破したいときに覚えておくと重宝する仕掛けです。
まとめ|最低限の飲ませ釣り道具で大物を狙おう
さて、ここまで飲ませ釣りに必要な道具を一通り見てきました。最後にポイントをまとめますね。
- ロッドは磯竿3〜5号、長さ4.0〜5.3m
- リールはスピニング4000〜6000番、ドラグの滑らかさ重視
- エサを生かすバケツとエアポンプは必須、こまめな水換えを
どうでしょう? 一つひとつを見ていくと、決して難しいものじゃないですよね。
飲ませ釣りの醍醐味は、生きたエサだからこそ引き出せる大物との真っ向勝負。今回紹介した飲ませ釣り道具を揃えれば、あなたもきっと、あの強烈な引きを味わえるはずです。
さあ、週末はこれらを片手に、ぜひ堤防へ足を運んでみてください。大物との出会いを心から応援しています!

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