海釣りを始めたいけど、竿やリールを買うのはハードルが高い。そんなあなたにぴったりの方法が「釣り具レンタル」です。
「道具を揃えると結構お金かかりそうだし、釣れるかどうかもわからないのに…」「マンション暮らしで、しまっておく場所もないんだよなあ」
そう思ったことはありませんか?実は今、全国の釣り場や釣具店でレンタルサービスが充実しているんです。手ぶらでふらっと行って、本格的な海釣りを楽しめる時代になりました。
この記事では、初めての海釣りに挑戦するあなたに向けて、釣り具レンタルの種類や料金相場、借りるときの注意点まで、まるっと解説していきます。
なぜ釣り具レンタルが初心者におすすめなのか
まず最初に伝えたいのは、「最初から道具を買わなくていい」ということ。
釣りって実は、釣りたい魚によって竿もリールも仕掛けも全部違います。最初から全部揃えようとすると、1万円以上はかかるのが普通。でもレンタルなら、数百円から数千円で一通りの道具が手に入ります。
しかも、お店の人が「今この釣り場ではこれが釣れてますよ」と、その日一番釣れる仕掛けをセットしてくれることが多いんです。初心者こそレンタルを使ったほうが、釣果が出やすい。これ、意外と知られていない事実です。
釣り具レンタルには4つのタイプがある
ひと口に「釣り具レンタル」と言っても、利用できる場所やサービス内容はさまざまです。大きく4つのタイプに分けて見ていきましょう。
釣具店のレンタルサービス
釣具チェーン店や地元の釣具店では、釣り方別にセットを用意しているところが多いです。
例えばサビキ釣りセット。アジやイワシを狙う初心者に大人気の釣り方で、竿、リール、仕掛け、バケツまで全部セットになって2,200円前後で借りられます。エギング(アオリイカ釣り)セットやちょい投げ釣りセットなど、目的別に選べるのが魅力です。
最大のメリットは、スタッフから直にレクチャーが受けられること。「エサの付け方は?」「針が引っかかったらどうするの?」なんて疑問も、その場で解決できます。
釣具店でレンタルするときは、身分証明書が必要な場合が多いので、免許証などを忘れずに持っていきましょう。
海釣り施設・公園の貸竿
護岸や堤防が整備された海釣り公園やフィッシングパークでも、貸竿サービスがあります。
大阪南港の「魚つり園 護岸」では竿一式が1,800円、尼崎市立魚つり公園では1,300円からと、施設によって料金はまちまち。入園料とレンタル料がセットになっているプランもあるので、事前にホームページをチェックするのがおすすめです。
施設によっては、ライフジャケットも無料で借りられます。特に子ども連れの場合は、ライフジャケットの貸し出しがあるかどうか、必ず確認してくださいね。安全第一ですから。
釣り体験サービス
最近増えてきたのが、釣り体験に特化したレンタルサービスです。
千葉県館山の「まるへい遊び隊」では、竿や仕掛け、バケツ、クーラーボックスまで全部揃ったオールインワンセットが2,640円から利用できます。釣り場マップをもらえたり、事前に無料レクチャーが受けられたりと、至れり尽くせり。
こうしたサービスは、竿が折れてしまったときや仕掛けが絡まったときのトラブル対応も無料でやってくれることが多いんです。「初めてだし、何かあったら怖いな」という方にはぴったりですね。
レンタルボート・船釣り
ちょっと本格的に沖へ出て釣りをしたい人には、レンタルボートや船釣りでのレンタルも選択肢に入ります。
竿とリールで1,100円から借りられるボート店もありますし、電動リールが必要な深場の釣りなら、電動リールのレンタルも可能です。船釣りの場合は、ライフジャケットの着用が法的に義務付けられているので、レンタル可能かどうかを必ず確認しておきましょう。
船釣りは陸っぱりとは勝手が違うので、初心者ならまずは堤防や海釣り公園で経験を積んでからのほうが安心です。
釣り具レンタルで借りられるもの・借りられないもの
「レンタルって言っても、どこまで用意してくれるの?」というのが一番気になるポイントですよね。
借りられるもの
- 竿とリール(セットになっている場合がほとんど)
- 仕掛け(針、おもり、ウキなど)
- バケツやクーラーボックス
- ライフジャケット(施設による)
- タモ網(魚を取り込む網)
自分で用意するもの
- 飲み物や食べ物(釣り場によっては売店なし)
- タオル(手を拭いたり汗を拭いたり、何かと使う)
- 帽子(日差し対策、夏は特に必須)
- サングラス(水面の反射で目がやられます)
- 着替え(意外と濡れるんです)
「エサはどうするの?」と思った方。多くの場合、レンタルセットにオキアミなどのエサは含まれていません。ただ、釣具店や施設の売店でその場で買えることがほとんどなので、心配いりませんよ。
釣り具レンタルで気をつけたい3つのポイント
借りるときに知っておかないと、あとで「しまった!」となりがちな注意点を3つに絞ってお伝えします。
破損・紛失時の保証ルールを確認する
竿が折れた、リールを海に落とした…釣りをしていると、こういうアクシデントは意外と起こります。
店舗や施設によっては、追加料金なしで交換してくれるところもあれば、実費負担になるところもあります。借りるときに「壊したらどうなりますか?」と、一言聞いておくと安心です。
「まるへい遊び隊」のようにトラブル無料サポートを謳っているサービスは、初心者にとって特に心強い存在ですね。
延長料金の有無を知っておく
「思ったより釣れて楽しい!もうちょっとやりたい!」そんなときに延長できるかどうかも重要なポイント。
時間制でレンタルしている施設は多いですが、延長ができるか、できたとして追加料金はいくらか、最初に確認しておきましょう。釣り具レンタルの料金体系は、半日単位のところもあれば、1時間単位のところもあります。
事前予約の要否をチェック
週末や連休は、レンタル竿が品切れになることも珍しくありません。特に人気の海釣り公園や観光地の釣具店は要注意です。
「せっかく行ったのに借りられなかった」なんて悲しい思いをしないためにも、事前に電話やWebで予約ができるかどうか確認しておくことをおすすめします。
子どもと一緒に海釣りデビューするならレンタル一択
お子さんと釣りに行くときこそ、釣り具レンタルが本領を発揮します。
子ども用の竿って、大人用よりも短くて軽いものが適しています。でも「子どもの成長は早いし、すぐにサイズアウトしそう…」と買うのをためらいますよね。レンタルならそのときの体格に合った道具を選べます。
そして忘れてはいけないのがライフジャケット。子ども用のライフジャケットをレンタルできる施設も多いので、安全面でもレンタルの利用価値は高いんです。海への転落事故は、ベテランでも起こりうること。レンタルできるなら、必ず借りて着用させましょう。
釣り具レンタルをフル活用して海釣りを思いっきり楽しもう
ここまで読んでいただければ、「釣り具レンタルがあれば、自分にも海釣りが始められるかも」と思えてきませんか?
道具を買うよりもずっと気軽で、その道のプロに教えてもらえるチャンスもある。まさに初心者のためにあるようなサービスです。
最初はぜひ、釣具店か海釣り公園のレンタルでデビューしてみてください。慣れてきて「もっと本格的にやりたい!」と思ったら、そのときに自分だけの一品を探しに釣り竿や釣りリールをチェックするのが、賢い趣味の始め方だと私は思います。
さあ、次の休みは手ぶらで海へ。竿を握ったことのないあなたの手に、記念すべき1匹がかかる日もそう遠くはありませんよ。


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