「釣りを始めてみたいけど、何を買えばいいかさっぱりわからない…」
そう思ってこの記事にたどり着いたあなた、それで正解です。
釣り具屋さんに行くと、ずらりと並んだ竿やリール、細かい小物の数々に圧倒されてしまいますよね。
でも安心してください。
最初の一歩を踏み出すために本当に必要な釣り道具は、意外とシンプルなんです。
これからお話しする内容を読めば、迷わずに道具をそろえて、週末には水辺に立てるようになりますよ。
まず大前提!道具よりも先に「釣り券」を忘れずに
「よし、道具を買いに行くぞ!」と出かける前に、ひとつだけ絶対にやっておくべきことがあります。
それは、釣り券(フィッシングライセンス)の購入です。
淡水でも海でも、釣りをするには基本的に遊漁券が必要です。
これはただのルールではなく、あなたが支払ったお金が水産資源の保護や放流事業に使われる、とても大切な仕組みなんですよ。
よく「知らなかった」で済まそうとする方もいますが、違反すると罰金の対象になることも。
都道府県の公式サイトや、釣具店の端末で簡単に買えるので、必ず最初に手に入れておきましょう。
初心者こそ「竿とリールのセット」一択です
さて、いよいよ道具選びの本題です。
最初に買うべきは、間違いなくロッド(竿)とリールがセットになったコンボです。
なぜかというと、バラバラに買うよりも圧倒的にコスパが良いから。
そして何より、「この竿にこのリールは合うのかな?」という初心者には一番むずかしい悩みを、メーカーがあらかじめ解決してくれているからなんです。
どんな竿を選べばいいの?
具体的な選び方のポイントは2つです。
長さ
6フィートから7フィート(約1.8m~2.1m)のものが、ほとんどの釣り場で扱いやすい長さです。
これより短いと遠くに飛ばせませんし、長すぎると初心者にはコントロールが難しい。
「ちょうどいい」がここにあります。
硬さ(パワー)
表記を見ると「UL(ウルトラライト)」や「MH(ミディアムヘビー)」などがありますよね。
迷ったら、ミディアム(M)を選んでください。
小さなアジから、ある程度のサイズのブラックバスまで、幅広い魚に対応できるオールラウンダーです。
どんなリールが簡単なの?
リールには大きく分けて2つのタイプがありますが、初心者のあなたに強くおすすめしたいのは「スピニングリール」です。
ただ、もっとカンタンなのはスピンキャストリールと呼ばれるタイプ。
後ろのボタンを押して、投げたいところで指を離すだけ。
糸が絡まる「バックラッシュ」というトラブルがほとんど起きないので、最初の1台には最高です。
予算は、コンボで5,000円~8,000円程度のもので十分。
最初から高級品に手を出すより、まずはこれで「釣れる楽しさ」を味わってください。
仕掛けを作るために必要な「小物」4点セット
竿とリールが決まったら、次は実際に魚をかけるための仕掛け部分です。
ここで「たくさんありすぎてわからない…」となるのが普通です。
だからこそ、以下の4つだけは絶対に押さえておいてください。
- 釣り糸(ライン):素材は「ナイロン(モノフィラメント)」一択です。伸びがあって扱いやすく、小さなミスなら吸収してくれます。太さは8~12ポンド(約3号前後)を基準にしてください。
- 針(フック):最初は「ベイトホルダー」や「アバディーン」というタイプがおすすめ。小さめの6号や8号あたりから始めましょう。
- 重り(オモリ):糸に簡単に挟める「割りビシ(スプリットショット)」がおすすめです。
- ウキ(フロート):これがあると、仕掛けの深さが一定に保てるうえに、魚がエサを食べた瞬間がパッと目でわかります。まずは玉ウキの小さいサイズから。
この4つでシンプルな「ウキ釣り仕掛け」が完成します。
仕掛けは消耗品なので、少し多めに買っておくと安心ですよ。
あるだけで釣りが格段に快適になるサポートアイテム
「必要最低限」はこれでOKですが、「あると便利」を通り越して「ほとんど必須」と言える快適グッズもご紹介します。
フィッシングプライヤー
魚の口から針を外すため、そしてラインを切るために必要です。
これがないと、魚が釣れたあとに大変なことになります。
ランディングネット(玉網)
特にルアー釣りをするなら必須です。
針がついたルアーをつかんで魚を取り込もうとすると、魚が暴れたときに手に針が刺さる危険があります。
偏光サングラス
水面のギラつきを抑えるだけじゃありません。
もしものときに、飛んできたルアーや針から目を守る防具の役割も果たします。
目を守るためにも、ぜひかけてください。
帽子・日焼け止め・虫除け
半日、水辺にいることを想像してください。
夏場に帽子と日焼け止めなしだと、釣りどころではなくなります。
虫除けもないと、蚊やアブの大群に釣りを中断させられるでしょう。
最初に何を釣る?初心者にやさしいエサ選び
釣り具はそろった、さあ何をエサにしましょうか。
迷ったら、生きエサの代表格「ミミズ」です。
特に「ナイトクローラー」と呼ばれる大きなミミズは、小さなブルーギルから中型のバスまで、本当にいろんな魚が食いつきます。
人工のルアーと違って、投げて待っていれば魚の方から寄ってきてくれる。
これが生きエサの最大の強みです。
スーパーで売っているアサリのむき身や、釣具店の冷凍アミエビなども、サビキ釣りをしたいときには活躍します。
まずはミミズ、次に興味がわいたらルアーや他のエサに手を出す、という順番がいいですよ。
予算別・これだけ買えば大丈夫リスト
「結局、今日いくら持ってお店に行けばいいの?」という疑問に、最後にお答えします。
予算1万円で始める場合
- 竿とリールのコンボ
- ナイロンライン
- 針・オモリ・ウキの基本セット
- ミミズ
- 小型のタックルボックス
これだけで十分、釣りを体験できます。
予算2万円~3万円で余裕をもって始める場合
上記のセットにプラスして
- 偏光サングラス
- フィッシングプライヤー
- ランディングネット
- 帽子やアームカバー
をそろえれば、安全面も快適さも文句なしです。
まとめ:釣り道具は「完璧」より「まず始める」が正解
釣り道具で本当に必要なものは、最初はほんのひと握りです。
竿とリールのコンボ、ライン、針、オモリ、ウキ。
そして、釣り券。
これだけあれば、あなたはもう立派なアングラー(釣り人)です。
あとは、釣り場で実際に糸を垂れて、魚からのコンッという小さなアタリを感じてみてください。
その瞬間、なぜみんなが釣りに夢中になるのか、きっとわかるはずですよ。
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