「釣りを始めたいけど、何を買えばいいかわからない」
そう思ってこのページにたどり着いたあなたは、きっとこれから餌釣りデビューを考えている方でしょう。釣具屋さんに行くと、竿やリール、細かい小物がずらりと並んでいて、どれを選べばいいのか途方に暮れてしまいますよね。
大丈夫です。最初に必要な道具は、実はそれほど多くありません。むしろ、選び方のコツさえ押さえれば、誰でも簡単に準備できます。ここでは、初心者の方が迷わないように、餌釣りに必要な道具一式と、失敗しない選び方のポイントをやさしく解説していきます。
最初に知っておきたい餌釣り道具の全体像
餌釣りを始めるのに必要な道具は、大きく分けると「竿・リール・仕掛け」の三本柱です。これに加えて、餌や小物類があれば、ひとまず釣り場に行くことができます。
でも、いきなり全部をバラバラに買い揃えるのは、正直とてもハードルが高いです。種類が多すぎて何が合うのかわからないですし、せっかく買っても組み合わせを間違えることもあります。そこで最初に検討してほしいのが、オールインワンの入門セットです。
初心者にこそおすすめしたい入門セットの魅力
釣り具メーカーからは、竿とリールがセットになった初心者向けの商品が数多く販売されています。なかでも、仕掛けや小物までひとまとめになっているオールインワンセットは、最初の買い物として非常に便利です。
セットを選ぶ大きなメリットは三つあります。
ひとつめは、買い忘れを防げること。 入門セットには、竿、リール、道糸、針、オモリ、ウキ、そして収納バッグなど、餌釣りを始めるのに必要なものが一通り入っています。「釣り場に着いたら、針を忘れてた」なんて悲しい失敗もなくせます。
ふたつめは、価格が抑えられること。 単品で買い揃えるより、セット販売のほうがトータルの費用は安くなる傾向があります。最初は数千円から1万円程度のもので十分楽しめます。
みっつめは、相性の心配が不要なこと。 リールのサイズと竿のバランスは、経験者でも迷うポイントです。セットなら最初から最適な組み合わせになっているので、すぐに釣りを始められます。
ただし、注意点もあります。 入門セットの中には、竿とリールだけの商品もあります。これだと実際の釣りには足りません。必ず「仕掛け付き」「オールインワン」と明記されているものを選びましょう。
釣り方で変わる道具一式
ひと口に餌釣りといっても、釣り方によって最適な道具は少しずつ変わります。代表的な三つの釣り方と、それぞれに適した道具を見ていきましょう。
サビキ釣りは仕掛けと撒き餌が決め手
サビキ釣りは、アジやイワシなどの小魚を狙うのにぴったりの釣り方です。仕掛けに付いている疑似餌と、撒き餌を入れるカゴが特徴的。竿とリールは、軽くて扱いやすい入門セットのもので十分対応できます。
必要な道具をシンプルにまとめると、竿、リール、サビキ仕掛け、撒き餌用のカゴ、そしてコマセと呼ばれるアミエビなどの撒き餌があればOKです。撒き餌で魚を寄せるので、初心者でも釣果を得やすいのが魅力です。
ちょい投げ釣りはオモリと天秤が重要
ちょい投げ釣りは、少し遠くに仕掛けを投げ込んで、海底にいるキスやハゼを狙います。サビキ釣りより竿を振る楽しさがあるのが特徴です。天秤オモリと、ハリが数本付いた専用の仕掛けを使います。餌はイソメやゴカイなどの虫餌が一般的です。竿は少し長めで投げやすいものが好まれます。
穴釣りはブラクリひとつで始められる
穴釣りは、防波堤の隙間やテトラポットの穴の中を探る釣り方です。カサゴやメバルなど、根魚と呼ばれる魚がターゲットです。仕掛けは、オモリと針が一体化したブラクリを使うので、準備がとても簡単。餌もサバの切り身や虫餌など、手に入りやすいもので始められます。
このように釣り方によって多少の違いはありますが、最初は汎用性の高い入門セットを一つ持っておくと、シーズンや釣り場に合わせていろいろな釣り方にチャレンジできます。
単品で選ぶときに覚えておきたい基礎知識
セットを卒業したくなったときや、自分のスタイルに合わせてカスタマイズしたいときに役立つポイントをいくつかお伝えします。
リールはスピニングリールの2500番か3000番が万能です。 スピニングリールは操作が簡単で、ライントラブルも少ないので、餌釣り全般で使いやすいです。2500番から3000番のサイズ感なら、サビキ釣りからちょい投げまで幅広くカバーできます。
竿は長さ2.7メートル前後が目安です。 堤防からの釣りをメインにするなら、このくらいの長さがあると取り回しがしやすく、魚がかかった時のやりとりもしやすいです。
リールに巻く道糸は、ナイロンラインが扱いやすいです。 伸縮性があってクセがつきにくく、初心者の方にはトラブルが少ないナイロン素材がおすすめです。
あると便利な小物たちで釣りがもっと快適に
実際に釣りを始めると、最初はあまり意識していなかった小物が意外と役に立ちます。
一番おすすめしたいのは、魚をつかむ道具です。 釣れた魚を素手で触るのは滑ったり、ヒレが刺さったりして危ないこともあります。フィッシュグリップと呼ばれる魚つかみを使えば、安全に捕まえられます。
ラインを切る専用のハサミもあると快適です。 普通のはさみでも代用できますが、釣り用の小さなハサミは、濡れても錆びにくく、細い糸も切りやすいようにできています。
仕掛けや小物を整理するケースは必須です。 細かい針やオモリは、そのままバッグに放り込むと絡まったり、どこかに行ってしまったりします。小さなケースに種類ごとに分けておくだけで、釣り場でのストレスがぐんと減ります。
これらの小物は、釣り具専門店だけでなく、100円ショップでも手に入ることがあります。実際に釣り人からは、ダイソーの釣り具やセリアの商品がコスパ良くて助かるという声も聞かれます。最初にすべてを高価なもので揃える必要はありません。まずは使えるところから始めて、必要に応じて買い足していくのが賢い楽しみ方です。
餌釣り道具を揃えるときのポイントは、最初から完璧を目指さないことです。 入門セットでスタートして、実際に釣りを楽しみながら、少しずつ自分に合ったものを見つけていってください。道具選びに悩んだ時間も含めて、きっといい思い出になります。では、楽しい餌釣りライフを!

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