トカゲ釣り道具完全ガイド:代用できる手作り竿からエサ・仕掛けまで徹底解説

釣り道具

夏の陽射しがまぶしい公園。石垣のすきまから、ちょこんと顔を出したトカゲを見つけたとき、「あ、釣ってみたい」と思ったことはありませんか?

トカゲ釣りって、子供の頃に夢中になった人も多いはず。でも実際にやろうとすると「どんな道具を揃えればいいの?」「専用の竿がいるのかな?」って、ふと立ち止まりますよね。

大丈夫です。トカゲ釣りの道具は、ほとんどが家にあるものや、そのへんで拾えるものだけで揃います。わざわざ釣具屋さんに走る必要なんてないんです。

この記事では、今日すぐに始められるトカゲ釣りの道具を、竿からエサ、仕掛けの作り方まで、ぜんぶまとめてご紹介しますね。

トカゲ釣りの道具は3つだけ

まず、大前提としてお伝えしたいこと。トカゲ釣りに必要な道具は、たったの3つです。

  • 竿
  • エサ

これだけ。釣り針は絶対に使いません

針を使わないのは、トカゲを傷つけないため。トカゲ釣りは「キャッチ&リリース」が基本の、自然観察の遊びなんです。釣れたらちょっと観察して、すぐに元の場所へ返してあげましょう。

それでは、ひとつずつ詳しく見ていきますね。

竿の選び方と代用アイデア

「竿って、やっぱり釣具屋さんで買わなきゃダメ?」と思った方、安心してください。トカゲ釣りに専用竿は不要です。

そこらに落ちてる枝が最強の竿になる

一番おすすめなのは、公園や庭で拾った木の枝です。

長さは50cmから100cmくらい。先端が二股に分かれている枝を選ぶと、糸が結びやすくて最高です。太さは直径1cm前後の、軽くてしなる枝を探してみてください。

「え、そんな適当でいいの?」って思いますよね。でも、トカゲ釣りは仕掛けをそーっと近づける繊細な動きが大事。その点、手になじむ自然の枝は、意外と操作性がいいんです。

手元に使えそうな枝がないときは、割り箸や竹串でも代用できますよ。

ちゃんとした竿がほしい人へ

「それでも専用の竿を持っておきたい」という方は、以下のポイントで選んでみてください。

  • 長さは1.0m〜1.5m:短すぎると逃げられるし、長すぎると狙った場所に届けにくい
  • 伸縮式の振り出し竿:トカゲを見つけたらサッと伸ばして素早く狙える
  • 硬すぎず柔らかすぎないもの:ワカサギ竿みたいに柔らかすぎると、トカゲの重みを竿先で感じにくくてタイミングが合いません

具体的に言うと、イワシ用の竿がトカゲの重さに近く、値段も手頃です。釣具屋さんに寄ったときにでも、のぞいてみてください。

釣り竿 コンパクトロッド 1.2m

竿の素材と動かしやすさ

トカゲ釣りの面白いところは、「見えてる獲物を釣る」こと。石垣の上にいるトカゲを見つけたら、さっと竿を伸ばしてエサを近づける。このスピード感が肝心なんです。

だから、複数のパーツをつなぎ合わせる継竿よりも、一瞬で伸ばせる振り出し竿のほうが実戦向き。でも結局は、自分の手にしっくりくるかどうかが一番です。

エサと仕掛けの作り方

トカゲ釣りでいちばん大事なのがエサ選び。これが合ってないと、目の前にエサを垂らしてもトカゲは完全無視します。

トカゲが食いつくエサ、ダメなエサ

トカゲは完全な肉食。自然界で食べてる虫やミミズ以外には、ほぼ興味を示しません。

食いつきがいいエサはこちら。

  • ミミズ:動きが大きくて、トカゲの狩猟本能を刺激する。ダントツでおすすめ
  • バッタやコオロギの幼虫:草地にいる身近なエサ。ピョンピョン動くのが効く
  • 小型のクモ:これも好物です
  • イモムシ類:毛のない、柔らかい種類が特によく釣れる

逆に、これは絶対ダメ。

  • パンくず、米粒、果物
  • ハムやソーセージなどの加工食品
  • チーズ、練り餌

これらはトカゲが「食べ物」と認識しないんです。家にある食べ物で代用しようとしても、まず釣れません。エサは必ず、庭や公園で現地調達しましょう。

仕掛けの作り方は超シンプル

仕掛けって言うほど大げさなものじゃありません。ものの1分で作れます。

  1. 糸を30cm〜50cmに切る(白い木綿糸や裁縫糸がベスト。テグスでもOK)
  2. 片方を竿の先にしっかり結ぶ
  3. もう片方にエサを軽く結びつける

ミミズなら、体の真ん中あたりに軽くひと巻きするだけで十分。強く縛ると動かなくなっちゃうので、ふんわりとがコツです。

針は絶対に使わないでくださいね。トカゲがエサをパクッとくわえたら、そっと竿を持ち上げる。それだけで釣れちゃいます。トカゲはしばらくエサを離さないので、そのまま手のひらに乗せられますよ。

釣り糸 ナイロン 1号

あると便利な周辺アイテム

なくても釣りはできますが、あると快適で安全なアイテムをご紹介します。

観察用ケース

釣ったトカゲをちょっと観察したいときに。通気穴つきの虫かごが最適です。底に土や落ち葉を少し入れておくと、トカゲのストレスがやわらぎます。

虫かご 昆虫ケース 小

ピンセット

細かいエサを結びつけるときや、釣れたトカゲをそっと扱うときに重宝します。指だとエサがうまくつかめなかったり、トカゲを傷つける心配があったりするので、ひとつ持っておくと安心。

ピンセット ステンレス 先細

軍手

トカゲは噛むことがあります。日本のトカゲに毒はありませんが、口の中には雑菌がいるので、噛まれて出血したらすぐに消毒を。軍手をしていれば、そうしたトラブルも防げます。

トカゲ釣りを安全に楽しむための注意点

トカゲ釣りの道具を揃えたら、あとは外に飛び出すだけ。でも、ちょっとだけ気をつけてほしいことがあります。

自切に注意

トカゲは敵に襲われると、自分で尻尾を切って逃げる「自切」という習性があります。これはトカゲにとって大きなダメージ。だから、絶対に尻尾をつかまないでください。釣り上げるときも、竿を勢いよく振り上げたりせず、そっと手元に引き寄せましょう。

短時間でリリース

捕まえたトカゲは、観察したらできるだけ早く元の場所に返してあげてください。長時間ケースに入れておくと、ストレスで弱ってしまいます。

遊んだあとは手洗いを

トカゲも虫も、野生の生き物には雑菌がつきものです。釣りが終わったら、必ず石けんで手を洗いましょう。

まとめ:トカゲ釣りの道具は自然のなかにある

トカゲ釣りの道具は、じつにシンプル。

  • 竿は、落ちてる枝か、1.0m〜1.5mの振り出し竿
  • 糸は、木綿糸か釣り糸を30〜50cm
  • エサは、ミミズやバッタなど、生きた虫
  • 針は使わない

これだけあれば、すぐにトカゲ釣りを始められます。

高い道具はいっさい要りません。自然のなかにあるものをちょっと拝借して、目の前のトカゲと真剣勝負する。その駆け引きが、トカゲ釣りのいちばんの魅力だと私は思います。

さあ、気持ちのいい日に外に出て、トカゲ釣りの道具を自分で集めるところから始めてみませんか?

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