バイクで釣りに行くって、想像しただけでワクワクしませんか。風を切って走る道中も、ポイントに着いてからの釣りも、すべてが冒険です。でも、車と違って「どうやって道具を持っていくの?」という壁にぶつかりますよね。
この記事では、実際にバイクで釣りに行くときに本当に必要な道具だけを厳選してご紹介します。積載のコツから、あると劇的に快適になる便利グッズまで、包み隠さずお伝えしますね。
なぜバイク釣行には専用の道具選びが必要なのか
車での釣行とバイクでの釣行、決定的に違うのは「積載スペースの限界」です。当たり前ですけど、トランクもなければ後部座席もない。すべては自分の背中と、バイクのわずかなスペースに収める必要があります。
だからこそ、「コンパクトに畳めるか」「軽量か」「複数の役割をこなせるか」という視点で道具を選ばないと、積みきれずに泣くことになるんです。逆に言えば、これさえ押さえれば、バイク釣行の自由度は一気に広がります。
まず押さえたい!バイク釣行の積載ルールと注意点
道具を買い揃える前に、知っておくべきことがあります。道路交通法の積載制限です。
バイクに荷物を積む場合、幅はハンドルバーの左右からそれぞれ15cm以内、長さは車体の全長から30cm以内に収める必要があります。これを超えると違反になり、罰金の対象になることも。
特に要注意なのがロッドです。1ピースロッドをそのまま括り付けると、この長さ制限を超えてしまうケースがほとんど。だからこそ、後ほど紹介するパックロッドや適切な積載方法が重要になってきます。
また、荷物が走行中に落下すると大事故につながります。固定は絶対に確実に。「まあ大丈夫だろう」は禁物です。
バイク釣行の核!ロッドとリールの賢い選び方
釣り道具の主役といえば、やはり竿とリール。限られたスペースにどう収めるかが、バイク釣行の最大のポイントです。
パックロッドが最強の選択肢である理由
バイク釣行をするベテランアングラーが口を揃えておすすめするのが、パックロッドです。仕舞寸法が40〜50cm程度で、リアボックスやバックパックにスッポリ収まります。
たとえばシマノのシマノ 24 ネッサ SSは3ピース設計で、サーフからの釣りにも対応できる本格派。トラウトやライトゲーム用なら、もっとコンパクトなモデルも数多く出ています。
「でもパックロッドって感度が悪いんでしょ?」と思った方、それはもう昔の話です。今どきの製品は、1ピースロッドと遜色ない感度とキャスト性能を持っています。むしろ、バイクに積めるという自由を考えたら、選ばない理由がないですよ。
2ピースロッドを積む場合の工夫
手持ちの2ピースロッドを使いたい場合も大丈夫。仕舞寸法は70〜90cmほどになりますが、アブガルシア セミハードロッドケースのような専用ケースを使えば安全に積載できます。
このケースは長さ調節ができ、セミハード素材なので衝撃から竿を守ってくれます。バックパックのサイドに括り付けたり、リアシートにネットで固定したりと、積み方の自由度も高いですよ。
リールは小型・軽量モデルで十分
リールに関しては、2500〜3000番クラスの小型スピニングリールがあれば、多くの釣り方に対応できます。それ以上のサイズになると重さもかさも増えるので、よほどの大物狙いでなければ小型で十分。シマノやダイワのエントリー〜ミドルクラスモデルなら、性能も価格も申し分ありません。
積載を制する者がバイク釣行を制す!収納アイテムの選び方
竿とリールが決まったら、次はそれをどう運ぶかです。収納アイテムの選び方ひとつで、釣行の快適さは天と地ほど変わります。
ロッドケースは絶対にケチらない
「竿を裸で括り付ければよくない?」いえ、それだけはやめてください。走行中の振動や飛び石、万が一の転倒時に、竿は簡単に折れます。セミハードかハードタイプのロッドケースは、竿を守る保険と考えましょう。
前述のアブガルシアのほか、プロックスやメジャークラフトからもバイクに積みやすいケースが出ています。購入時は、必ず自分のロッドの仕舞寸法に合うか確認を。
タックルボックスは“必要な分だけ”が鉄則
車なら大きなタックルボックスを持ち込めますが、バイクではそれは無理。ここで役立つのが、アブガルシア 防水ワンショルダーバッグのような防水タックルバッグです。
ショルダータイプなら肩にかけて運べるので、駐車場からポイントまでの移動もラクラク。防水性能があれば、突然の雨や波しぶきからも中身を守ってくれます。ルアーや小物は、このバッグに厳選して入れるようにすれば、自然と荷物の断捨離もできて一石二鳥です。
クーラーバッグはソフトタイプ一択
釣った魚を持ち帰りたいなら、クーラーボックスではなくソフトクーラーバッグを選びましょう。使わないときは折りたためるので、行きはコンパクト、帰りは魚と氷でパンパン、なんて使い方ができます。
ダイワやシマノの10L前後のモデルなら、一人分の釣果を十分キープできます。リアシートにツーリングネットで固定するのが定番の積み方です。
固定具は走行の要
荷物を積んだら、必ずツーリングネットやゴムバンドでしっかり固定します。特にHURRICANE ロッドホルダーは、長尺の竿を車体に沿って固定できる優れものです。スクーター用からアメリカンバイク用まで車種別に展開されているので、愛車に合うモデルを探してみてください。
バイク用のロッドホルダーは、走行風で竿がしならないように、穂先を後ろ向きにして固定するのが基本。信号待ちで隣の車に当たらないよう、取り付け位置にも気を配りましょう。
あると釣行が激変する!便利アイテムとウェア選び
ここからは、必須ではないけど持っていくと格段に快適になるアイテムをご紹介します。
フィッシングベストで身軽に動く
バックパックを背負ったまま釣りをするのは、意外と疲れるものです。ルアー交換のたびにザックを下ろすのも面倒。そんなとき重宝するのが、リトルプレゼンツ ストラップ ベスト ネオのようなフィッシングベストです。
ルアーやハサミ、ラインなど、使用頻度の高い小物をすべてポケットに収められるので、移動しながらの釣りが驚くほどスムーズになります。メッシュ素材のものを選べば夏場も快適です。
フィッシュグリップとプライヤーは安全のためにも必須
魚を素手で掴むのは危険です。ヒレで怪我をしたり、歯の鋭い魚に噛まれたり。怪我をしてからの長い帰り道を想像するとゾッとしませんか。
ダイワ フィッシュグリップと防錆性の高いプライヤーは、安全のためにも必ず携行しましょう。プライヤーはフックを外すだけでなく、ラインを切るのにも使えるので、これひとつで何役もこなしてくれます。
日焼け止めは想像以上に重要
バイクで走るだけでも日差しは強いのに、釣り場では水面からの照り返しで、肌へのダメージは倍増します。半袖で一日過ごしたら最後、翌日は腕が真っ赤になって地獄を見ることに。
ウォータープルーフタイプの日焼け止めを、顔や首、手の甲にしっかり塗ってから出かけましょう。これだけで釣行後の疲労感が全然違います。
シチュエーション別おすすめパッキング例
「結局、何をどう組み合わせればいいの?」という方のために、釣り方別にパッキングの例をご紹介します。
アジング・メバリング(ライトゲーム)の場合
- パックロッド(アジング用)
- 小型スピニングリール(2000番)
- 防水ワンショルダーバッグ(中にジグヘッドとワーム数種)
- 折りたたみクーラーバッグ
- フィッシングベスト
これだけあれば、バックパックなしで釣行できます。手ぶら感覚でランガンできるのが最高です。
渓流釣りの場合
- 4〜5ピースの渓流竿
- 小型リール
- 防水バックパック(ウェーダーも中に)
- フィッシングベスト
- 小型タックルケース
渓流は足場が悪い場所も多いので、両手が空くようにバッグ類は背負うのが正解です。
バイク釣行で失敗しないためのQ&A
最後に、よくある疑問にお答えします。
Q: バイクで釣り竿を積むのは違法ですか?
A: 先述の積載制限を守っていれば合法です。長さが車体より30cm以上はみ出す場合は、ロッドホルダーで車体と平行に固定するなど工夫が必要です。不安な方はパックロッド一択で考えましょう。
Q: 駐車場問題はどうしてますか?
A: 釣り場の近くにバイクを停められるスペースがあるか、事前にGoogleマップのストリートビューなどで確認しておくのがおすすめです。堤防の上に乗り入れられる場所も、意外と多いですよ。
Q: 実際のところ、バイク釣行ってどうですか?
A: 正直、荷物の制限はあります。でも、車では行けない細い道を抜けて、誰もいないポイントを独占できたときの快感は、何物にも代えがたいです。荷物が少ない分、釣りに集中できるというメリットもあります。
バイク釣行の道具選びは、「何を削るか」ではなく「何が本当に必要か」を見極める作業です。この記事で紹介したアイテムをベースに、自分のスタイルに合った道具を少しずつ揃えてみてください。
コンパクトに、軽量に、そして機能的に。3つのキーワードを意識すれば、あなたのバイク釣行はもっと自由で楽しいものになりますよ。それでは良い釣行を!

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