PEライン20lbの特徴・太さ・用途を徹底解説|釣り糸選びの基本

釣り具店でラインを選んでいるときに、「PEライン20lb」という表記を見て、どれくらいの太さなのか、どんな釣りに向いているのか迷ったことはありませんか。

lb(ポンド)は強度を表す単位ですが、同じ20lbでもナイロンラインとPEラインでは太さがまったく違います。この記事では、PEライン20lbの基本的な特徴から、実際の太さ、適した釣り方、ほかのラインとの違いまでをわかりやすく解説します。

PEライン20lbの特徴とは

PEラインはポリエチレン繊維を編んで作られたラインです。同じ強度のナイロンラインと比べて、はるかに細く作れるのが大きな特徴です。

PEライン20lbの最大の特徴は、高い感度と優れた飛距離性能です。伸びがほとんどないため、アタリが手元にダイレクトに伝わります。また、細くて軽いため、ルアーを遠くへ飛ばしやすいというメリットもあります。

一方で、価格が高めで、結び方が少し難しいというデメリットもあります。慣れないうちは結束がほどけやすかったり、根ズレに弱かったりするため、取り扱いにはコツが必要です。

そもそも「20lb」はどれくらいの強さ?

lbは「ポンド」と読み、ラインの引っ張り強度を表す単位です。20lbはおよそ9kg前後の強度に相当します。

ただし、この数値はあくまでメーカーが公表する引っ張り強度の目安です。実際の釣り場では、結束部分の強度低下や劣化などで、表示通りの強度が出ないこともあります。あくまで参考値として捉えておくのがよいでしょう。

PEライン20lbは何号?太さはどれくらい?

PEライン20lbは、号数に換算すると約1.5号から2号程度になります。直径でいえば0.23mmから0.28mm前後が目安です。

ただし、ここで注意しなければならないのが、メーカーによって同じ20lbでも号数や直径が少し異なることです。これは、ラインの素材や編み方、測定基準の違いによるものです。同じ20lbでも、メーカーAの製品は1.5号で直径0.23mm、メーカーBの製品は1.8号で直径0.26mmといった違いが出ることがあります。

ラインを選ぶときは、lb表記だけでなく、実際の号数や直径も確認すると、自分の使っているリールやロッドとの相性をより正確に判断できます。

PEライン20lbが向いている釣り

PEライン20lbは、幅広い釣りで使える万能な強度帯です。特に以下のような釣りに向いています。

エギング

エギングでは、アタリを逃さない高い感度が求められます。PEライン20lbは細くて感度が良いため、エギングのメインラインとしてよく使われます。アオリイカの軽いアタリでも手元に伝わりやすく、シャクリやすいのもポイントです。

ライトジギング

軽めのジグを使ったライトジギングでも、PEライン20lbは活躍します。水深がそこまで深くない場所でのジギングや、中型の青物を狙う際に適しています。感度が良いので、ジグの動きや潮の流れも感じやすいでしょう。

ルアーフィッシング全般

バス釣りやシーバス釣りなどのルアーフィッシングでも、PEライン20lbは使いやすい強度です。飛距離を伸ばしたい場合や、遠投が必要な釣り場では、細いPEラインの利点を特に実感できます。

ショアジギングの入門

ショアジギングに挑戦したい初心者や中級者にも、PEライン20lbはおすすめです。いきなり太いラインを巻くよりも、20lbから始めることで、感度を学びやすく、ルアーの操作も覚えやすいでしょう。

ナイロンライン・フロロカーボンラインとの違い

同じ20lbでも、ラインの種類によって性質がまったく異なります。それぞれの違いを理解しておきましょう。

ナイロンライン20lb

ナイロンラインは伸びが大きく、しなやかで扱いやすいのが特徴です。価格も安く、初心者でも結びやすいでしょう。しかし、伸びが大きいぶん感度はPEラインに劣ります。同じ20lbでもPEラインよりかなり太く、飛距離も落ちます。

フロロカーボンライン20lb

フロロカーボンラインは水に沈む性質があり、ボトムを狙う釣りに向いています。屈折率が水に近いため、魚に見えにくいといわれています。耐摩耗性も高く、根ズレに強いのがメリットです。ただし硬くて癖がつきやすく、価格も高めです。

PEライン20lb

PEラインは伸びがほとんどなく、感度が最高レベルです。同じ強度なら最も細く作れるため、飛距離も出しやすいです。そのぶん価格は高く、根ズレに弱く、結束もやや難しいです。

つまり、感度や飛距離を最優先するならPEライン、コストや扱いやすさを重視するならナイロンライン、沈水性や耐摩耗性を求めるならフロロカーボンラインという選び方になります。

PEライン20lbを選ぶときの注意点

PEライン20lbを購入する前に、いくつか確認しておきたいポイントがあります。

リールのスプールに対応しているか

PEラインは非常に細いため、リールのスプールに直接巻くと滑ってしまいます。必ず下糸を巻くか、スプールに滑り止めテープを貼ってからPEラインを巻くようにしましょう。多くのメーカーから専用の下糸や滑り止めテープが販売されています。

リーダーは必須

PEラインは根ズレに弱いため、先端にショックリーダーを結ぶのが一般的です。リーダーにはナイロンラインやフロロカーボンラインを使います。これにより、根ズレや魚の歯によるトラブルを減らせます。

結束方法を覚える

PEラインとリーダーの結束には、FGノットやPRノットなど、専用の結び方が推奨されます。これらの結び方は少し練習が必要ですが、慣れれば強度も出せます。最初は動画などを見ながら練習するとよいでしょう。

編み数の違いにも注目

PEラインには4本編みと8本編みがあります。同じ20lbでも、8本編みのほうがより丸くてなめらかで、遠投性能や感度が高いとされています。そのぶん価格も高くなります。予算や目的に応じて選びましょう。

PEライン20lbは初心者でも扱える?

PEラインは「初心者には難しい」と聞いたことがあるかもしれません。たしかにナイロンラインに比べると扱いにくい面はありますが、最近の製品は結束しやすく設計されていたり、カラフルでラインの動きが目視できたりと、初心者に優しい工夫が増えています。

もしPEラインが初めてなら、まずは20lbから始めてみるのがおすすめです。太すぎず細すぎず、多くの釣りに対応できるので、PEラインの特徴を学ぶにはちょうどよい強度です。少しコツが必要な結束も、練習すれば誰でもできるようになります。

よくある質問

PEライン20lbは何号ですか?

おおむね1.5号から2号程度です。メーカーによって異なるため、購入時には実際の号数や直径を確認しましょう。

PEライン20lbはエギングに使えますか?

はい、エギングのメインラインとして非常によく使われています。感度が良いので、アオリイカの軽いアタリも逃しにくいです。

PEライン20lbは何m巻けばいいですか?

一般的には150mから200mが目安です。釣り場やターゲットによって必要な長さは変わるため、使用するリールのラインキャパシティも確認しておきましょう。

PEラインとナイロンライン、どっちがいいですか?

感度や飛距離を重視するならPEライン、コストや扱いやすさを重視するならナイロンラインが向いています。どちらが優れているというわけではなく、釣り方や好みで選ぶのがよいでしょう。

PEライン20lbの選び方のポイント

PEライン20lbを選ぶときは、以下のポイントをチェックすると失敗が少なくなります。

メーカーのスペックを比較する

同じ20lbでもメーカーによって号数や直径が異なるため、複数のメーカーのスペックを比較してみましょう。特に直径は、リールのラインキャパシティや飛距離に影響する重要な要素です。

編み数を確認する

4本編みと8本編みでは価格や性能が違います。予算に余裕があれば8本編みを選ぶと、より滑らかで高感度な釣りが楽しめます。初心者はまず4本編みから試してもよいでしょう。

カラーを選ぶ

PEラインにはさまざまなカラーがあります。マルチカラーはラインの出ている長さがわかりやすく、釣りがしやすいです。一方、単色は魚に見えにくいといわれています。自分の釣りスタイルに合ったものを選びましょう。

まとめ|PEライン20lbは釣りの幅を広げる便利な強度

PEライン20lbは、エギングやライトジギング、ルアーフィッシングなど、幅広い釣りで活躍する便利な強度帯です。高い感度と優れた飛距離性能を持ちながら、さまざまなターゲットに対応できるバランスのよさが魅力です。

細くて強いPEラインの特性を活かすには、結束方法やリーダーの使い方など、少しだけコツを覚える必要があります。でも、そのコツを身につければ、今まで以上に釣りが楽しくなることでしょう。

PEライン20lbを選ぶ際は、メーカーごとの号数や直径の違い、編み数の違いも確認しながら、自分の釣り方に合った一本を見つけてみてください。

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