タナゴ釣りを始めたいけれど、何を揃えればいいのかさっぱり分からない。そんな声を本当によく聞きます。釣具店に行ってもコーナーが小さすぎて見つけられなかったり、ネットで調べても情報がバラバラだったりしますよね。
この記事では、これからタナゴ釣りを始める方に向けて、必要な道具一式と選び方、そして実際にどこで買えるのかまで、まるっとお伝えしていきます。
タナゴ釣りに必要な基本道具一式
タナゴ釣りの魅力は、なんといっても手軽さです。バケツ一個あれば成立してしまう世界なので、大掛かりな準備は一切いりません。
まずは最低限これだけあれば始められる、という基本セットから見ていきましょう。
竿
タナゴ竿の定番は、仕舞寸法が25cm前後のコンパクトな振り出し竿です。長さは90cmから180cm程度の短さで、これがタナゴ釣りの繊細なアタリを取るのに最適なんです。素材はカーボン、グラス、竹の三種類。初心者の方には、扱いやすく価格も手頃なカーボン製やグラス製がおすすめですよ。
仕掛け
タナゴ釣りの仕掛けは極小の世界。道糸に0.3号から0.5号、ハリスは0.2号から0.3号という細さです。ウキはシモリウキと呼ばれる棒状の小さなものを使います。ハリはタナゴバリという専用の極小サイズ。これらがセットになった完成仕掛けも売られているので、最初はそれを使うのが断然ラクです。
エサ
定番は黄身練りとグルテンです。黄身練りはゆで卵の黄身を練ったもの、グルテンは小麦粉由来の練りエサで、どちらも小さく丸めてハリに付けます。最近はチューブタイプの練りエサもあって、手を汚さず使えて便利ですよ。
その他あると便利なもの
エサを入れる小皿、ハリを外すためのハリ外し、予備の仕掛けを収納しておく仕掛け巻き。これらは100円ショップで代用できるものも多いので、初期費用はぐっと抑えられます。
タナゴ竿の選び方とおすすめモデル
竿選びで悩む方が多いので、ポイントを整理しておきますね。
長さで選ぶ
120cm前後が最も汎用性が高く、初心者におすすめです。短いほど狭い場所で振り込みやすく、長いほど沖のポイントを狙えます。90cmは超小場所専用、180cm以上は本格的な野釣り向きと考えてください。
素材で選ぶ
カーボンは軽くて感度が鋭い分、繊細なやり取りには少し硬く感じることも。グラスはしなやかで魚の引きを楽しめる反面、少し重ためです。竹はタナゴ釣りの伝統素材で、見た目の美しさと味わい深い調子が魅力ですが、価格は数万円からと高価です。
それでは、具体的なおすすめモデルをいくつか紹介します。
まずは入門に最適な一本。浜田商会 プロマリン VSエビタナゴは、カーボン製の振り出し竿で驚きの低価格。90cmなら1,500円前後で手に入ります。軽くて携帯性も抜群なので、最初の一本にぴったりです。
もう少ししっかりした竿を求めるなら、宇崎日新 タナゴ竿がおすすめ。入門向けながらもタナゴ釣り専用設計で、繊細なアタリもしっかり伝わります。
本格的に楽しみたい方には、シマノ SATOYAMA タナゴが断然おすすめ。在来タナゴをターゲットに開発された竿で、喰い込みの良さとバラしにくさを両立しています。仕舞寸法も25cmとコンパクトなので、持ち運びもらくらくです。
タナゴ釣りに使う仕掛けとエサの基本
仕掛け選びで一番確実なのは、タナゴ釣り専用の完成仕掛けを買うことです。オーナーばり タナゴ仕掛けのような製品なら、道糸からウキ、ハリまで必要なものがすべてセットされています。
エサはマルキュー タナゴグルテンが定番中の定番。水を加えて練るだけなので、初心者でも失敗なく作れます。集魚効果も高く、これさえあれば釣果は約束されたようなものです。
合わせてマルキュー 黄身練りもあると、その日の魚の好みに合わせてローテーションできてベストです。食いが渋い時に黄身練りに変えると、ぱったりだったアタリが復活することもよくあります。
タナゴ釣り道具一式はどこで買えるのか
タナゴ釣り道具の販売先として確実なのは、タナゴ専門の釣具店です。
東京なら「つり具すがも」が有名中の有名。店舗にも通販にもタナゴ用品がずらりと並んでいて、初心者でも気軽に相談できる雰囲気が魅力です。オリジナルの別注竿や仕掛けも多く、ここでしか手に入らないアイテムもあります。
オンラインで探すなら、amazonや楽天市場でも一通りの道具は購入できます。ただし一般の釣具通販サイトでは品揃えに限りがあるので、専門店の通販を利用するのが確実です。
地元の釣具店にも、実はタナゴコーナーがひっそりと存在していることがあります。店員さんに聞いてみると思わぬ掘り出し物に出会えることもあるので、ぜひ訪ねてみてください。
安く道具を揃えるなら予算別おすすめセット
実際にいくらかかるのか、予算の目安を知りたい方も多いはず。ここでは予算別の購入リストを提案します。
5,000円で揃える入門セット
竿は先ほど紹介した格安のカーボン竿、仕掛けは完成品を2セット、エサはグルテンと黄身練りを一つずつ。これで4,000円前後に収まります。残りの予算で小物類を100円ショップで揃えれば、十分スタートできますよ。
10,000円で揃えるしっかりセット
竿を5,000円前後のグラス製にグレードアップし、仕掛けを3種類、エサも複数用意。ここまで揃えれば、場所や状況に合わせた釣り方ができるようになります。
本格志向の15,000円セット
竿は国産ブランドの本格モデル、ラインシステムもティムコ タナゴラインのような専用品を選び、ハリも数種類を揃えます。ここまでくると、もう立派なタナゴ釣り師です。
タナゴ釣りをもっと楽しむための周辺アイテム
基本の道具が揃ったら、次は快適に釣りを楽しむためのアイテムにも目を向けてみましょう。
タックルボックスは小物が多くなるタナゴ釣りに必須です。仕掛けやハリ、ウキなど細かいものが多いので、仕切りのある小型のものが重宝します。
偏光サングラスがあると、水面の反射を抑えて水中の魚の様子が見えやすくなります。タナゴは群れで行動するので、魚を見つける楽しみも味わえますよ。
座ってじっくり釣るなら、折りたたみの小型椅子もあると便利です。タナゴ釣りはポイントをランガンすることも多いので、軽量コンパクトなものを選んでください。
タナゴ釣り道具販売で失敗しないためのチェックポイント
最後に、道具を購入する際の注意点をまとめておきます。
最初から高価な竿を買わない
竹の和竿は憧れますが、最初は管理も簡単なカーボンやグラスの竿で十分です。タナゴ釣りの面白さが分かってから、ステップアップを考えましょう。
仕掛けは完成品から始める
ハリスを結んだりウキゴムを通したり、仕掛け作りは意外と細かい作業です。まずは既製品で釣りの感覚をつかんでから、自作に挑戦するのがおすすめです。
専門店を味方につける
タナゴ釣りはマイナーな釣りだからこそ、専門店の情報量は圧倒的です。実際に店舗で話を聞けば、ネットでは得られない知識やコツを教えてもらえます。
タナゴ釣りの道具は、驚くほどシンプルです。でもその分、一つ一つの道具を吟味する楽しみがあります。あなたにぴったりの一式を揃えて、ぜひ小さな美魚との出会いを楽しんでくださいね。
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