LT4000-CXHとは?まずは基本を押さえよう
ダイワのスピニングリールに「LT4000-CXH」という型番があります。釣具店やオンラインストアで見かけたけれど、「これってどれを選べばいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
実はこの「LT4000-CXH」、ひとつの製品名ではなく、ダイワの複数シリーズに共通して存在するスペックなんです。
「LT」はLight & Tough(軽さと強さ)のコンセプト。「4000」はリールのサイズ感。「CXH」はハイギアモデルを表します。つまり、どのシリーズでも「LT4000-CXH」は、4000番サイズで高巻き上げスピードを持つモデルという共通の特徴を持っています。
そして、シリーズによって価格帯や素材、搭載技術が異なる。これこそが、この型番を調べる際に多くの人が混乱するポイントです。
この記事では、24レブロス LT4000-CXH、23レガリス LT4000-CXH、24セルテート LT4000-CXHを中心に、それぞれの違いや向いている人をわかりやすく比較していきます。
同じLT4000-CXHでも何が違うのか
まず、3モデルの共通スペックをざっと見てみましょう。
- ギア比:いずれも6.2
- 巻取り長さ:いずれもハンドル1回転あたり99cm
- 最大ドラグ力:いずれも12kg
この3つが同じだからこそ、「じゃあ何が違うの?」という疑問が湧きますよね。価格帯と自重、ボディ素材、ベアリング数が大きく異なります。
違いを一言でまとめるとこんな感じです。
- 24レブロス:コスパ重視のエントリーモデル
- 23レガリス:軽量さとバランスを追求したミドルクラス
- 24セルテート:最上位技術を詰め込んだフラッグシップ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 24レブロス LT4000-CXH – コスパを重視するならまずコレ
24レブロス LT4000-CXHは、2024年9月に発売されたエントリー〜ミドルクラスのモデルです。
特徴とメリット
このモデルの最大の魅力は、AIRDRIVE DESIGNを採用しながらも手頃な価格帯に収めている点。AIRDRIVE DESIGNとは、ダイワが開発した新世代の駆動設計で、軽快な回転性能と操作性を実現する技術です。
シーバスやライトショアジギングを始めたばかりの方、あるいは「まずは1台試してみたい」という方にとって、非常に手を出しやすい選択肢になります。
デメリット
エントリーモデルゆえに、ベアリング数は4/1とやや少なめ。上位モデルと比べると、長時間の使用や高負荷な釣りでの滑らかさには差が出る場合があります。
また、自重は250g。他のモデルよりやや重めなので、長時間のキャストを繰り返す釣りでは疲れを感じるかもしれません。
向いている人・向いていない人
- 向いている人:シーバスやライトショアジギングをこれから始める方。予算を抑えつつ、最新技術を試したい方。
- 向いていない人:高負荷な大物狙いや、とにかく軽量なリールを求める方。ベアリングの多さや回転フィールにこだわりがある方。
購入前の注意点
価格は実売で約8,930円(税込)前後。ただし、価格は販売店やタイミングによって変動します。購入時は最新の販売価格を必ず確認してください。
2. 23レガリス LT4000-CXH – 軽さと性能のバランスが魅力
23レガリス LT4000-CXHは、2023年9月に発売されたミドルクラスのモデルです。
特徴とメリット
このモデルの最大の特徴は、ZAION Vという高強度素材をボディとローターに採用していることです。ZAION Vはダイワ独自の軽量・高剛性素材で、従来の金属ボディより軽く、それでいて十分な強度を持ちます。
そのおかげで、自重はわずか225g。今回紹介する3モデルの中で一番軽いんです。軽さを重視する方には大きなメリットでしょう。
また、ベアリング数も5/1と、24レブロスより1つ多い。回転の滑らかさもまずまずです。
デメリット
24セルテートのようなフルメタルボディではないため、剛性の面では最上位モデルに一歩及びません。大物とのファイトが多い釣りでは、やや力不足を感じるかもしれません。
また、発売から約3年が経過しているため、後継モデルや在庫状況に注意が必要です。販売休止や在庫限りになっている店舗もあります。
向いている人・向いていない人
- 向いている人:軽量リールを最優先したい方。シーバスやライトゲームをメインに、バランスの良い性能を求める中級者。
- 向いていない人:価格よりも剛性や長期耐久性を優先する方。フラッグシップモデルの性能を求める方。
購入前の注意点
価格は実売で約10,310円(税込)前後。24レブロスよりやや高めですが、その差は十分に納得できる内容です。ただし、すでに販売終了または在庫限りの可能性もあるため、購入を検討する場合は早めの確認をおすすめします。
3. 24セルテート LT4000-CXH – 妥協したくない本格派へ
24セルテート LT4000-CXHは、2024年2月に発売されたダイワのフラッグシップモデルです。
特徴とメリット
このモデルは、フルメタル(アルミニウム製)のモノコックボディを採用しているのが最大の特徴。モノコックボディとは、リールのボディをひとつのブロックのように強固に一体化した構造で、高い剛性と緻密なギアのかみ合わせを実現します。
その剛性の高さから、大物とのファイトでもパワーロスが少なく、安定したドラグ性能を発揮します。
また、ベアリング数は10/1と圧倒的に多い。これにより、とにかく滑らかで静かな回転フィールを得られます。高負荷な釣りを長時間続けても、その性能の衰えを感じにくいでしょう。
デメリット
もちろん、その性能に見合った価格設定です。実売価格は約53,790円(税込)前後。リールにそこまで投資できるかどうかは、予算と釣りの頻度をよく考える必要があります。
また、自重は235g。23レガリスより10g重いですが、フルメタルボディを考えれば十分な軽さと言えます。
向いている人・向いていない人
- 向いている人:シーバスやライトショアジギングを頻繁に楽しむ本格アングラー。大物狙いや過酷なフィールドで使う方。性能に妥協したくない方。
- 向いていない人:予算を最優先する方。初心者や、まだ釣りを始めたばかりで本当に必要な性能がわからない方。
購入前の注意点
高額な買い物になるので、本当に自分の釣りスタイルに合っているかを慎重に判断してください。このリールの真価を発揮させるには、ある程度の負荷や頻度で使うことが前提になります。たまにしか釣りに行かないという方は、オーバースペックかもしれません。
3モデルを徹底比較!何を基準に選べばいい?
ここで、3モデルの主要スペックを改めて比較してみましょう。
| モデル名 | 発売日 | 自重 | ギア比 | 巻取り長さ | 最大ドラグ力 | ベアリング数 | 実売価格(目安) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 24レブロス LT4000-CXH | 2024年9月 | 250g | 6.2 | 99cm | 12kg | 4/1 | 約8,930円 |
| 23レガリス LT4000-CXH | 2023年9月 | 225g | 6.2 | 99cm | 12kg | 5/1 | 約10,310円 |
| 24セルテート LT4000-CXH | 2024年2月 | 235g | 6.2 | 99cm | 12kg | 10/1 | 約53,790円 |
(※価格は記事作成時点の目安です)
選び方のポイント
では、結局どれを選べばいいのでしょうか。予算と、自分の釣りスタイルの2つで決めるのがシンプルです。
- とにかく予算を抑えたい・初心者 → 24レブロス LT4000-CXH
- 軽さを最優先・バランス重視の中級者 → 23レガリス LT4000-CXH
- 予算を気にしない・本格的に釣りを楽しむ上級者 → 24セルテート LT4000-CXH
どのモデルも「LT4000-CXH」としての基本性能(ギア比、巻取り長さ、ドラグ力)は同じです。あとは、どれだけお金をかけられるかと、どの程度の釣りを想定しているかで選んでください。
よくある質問
Q. シーバスに一番おすすめなのはどれですか?
A. シーバスゲームでは、どのモデルも使えます。初心者やライトな釣りなら24レブロス LT4000-CXHで十分。頻繁に釣りに行く中級者以上で、軽量リールが好みなら23レガリス LT4000-CXH。大物狙いやフィールドが厳しい場所で使うなら24セルテート LT4000-CXHがおすすめです。
Q. 23レガリスと24レブロス、どっちがコスパが良いですか?
A. 価格差は約1,400円ほど。その差で「軽さ」と「ベアリング数」が向上します。軽量リールにこだわるなら23レガリス LT4000-CXH、価格を重視するなら24レブロス LT4000-CXH。どちらもコスパは良いですが、「軽さ」と「価格」のどちらを優先するかで選びましょう。
Q. 旧モデル(19CERTATEなど)との違いは?
A. 19CERTATE LT4000-CXHなど旧モデルは製造が終了しており、現在は新品購入がほぼ不可能です。この記事で紹介した3モデルはすべて現行モデル(または販売中の在庫品)です。旧モデルの情報に惑わされず、現行モデルのスペックを基準に比較してください。
まとめ:あなたのベストなLT4000-CXHを選ぼう
LT4000-CXHの型番を持つダイワのスピニングリールは、シリーズによって価格帯や素材、搭載技術が大きく異なります。
- 24レブロスはエントリー〜ミドルクラスで、コスパ最強。
- 23レガリスは最軽量モデルで、バランス性能が秀逸。
- 24セルテートはフラッグシップモデルで、最高の剛性と滑らかさ。
「LT4000-CXH」は、どのモデルを選んでも4000番サイズのハイギアモデルとしての基本性能は共通しています。あとは、自分の予算と釣りスタイルに合った1台を選ぶだけです。
まずは各モデルのスペックを比較し、実際に釣具店で手に取ってみるのも良いでしょう。あなたにとってのベストなLT4000-CXHが見つかりますように。
※価格や在庫状況は変動する場合があります。購入の際は各販売ページで最新情報をご確認ください。

コメント