「家族で釣りを始めたいけど、何を揃えたらいいのかさっぱりわからない…」
そんな声を本当によく聞きます。釣具屋さんに行けば、竿だけでも何百種類と並んでいて、リールも仕掛けも餌も……「結局どれが正解なの?」ってなりますよね。しかも相手は子ども。安全に楽しめるかどうかも気になるし、できればお手頃な予算で揃えたい。そんな願いをまるっと叶えてくれるのが、ファミリー釣りセットなんです。
今回は、これから家族で釣りを始めるあなたに向けて、失敗しないセット選びのコツと、実際におすすめできるセットをご紹介します。道具の話だけじゃなく、釣り場の選び方や「最初はレンタルでいいんじゃない?」という裏ワザ的な視点まで盛り込んでみました。ぜひ最後までお付き合いください。
ファミリー釣りセットで失敗しないための3つのポイント
セットを買う前に、まずはここだけ押さえておいてほしいポイントがあります。これを知らずに買うと「届いたけど使えなかった…」なんてことになりかねません。
竿の長さは「大人の身長+子どもの年齢」で選ぶ
意外と見落とされがちなのが竿の長さです。大人用の竿は2メートルを超えるものが当たり前ですが、小さな子どもにそれを持たせると、ただでさえ重いのにバランスが取れず、すぐに飽きてしまいます。
目安としては、未就学児なら1.2メートル前後、小学校低学年なら1.5メートル、高学年以上なら1.8メートルくらいが扱いやすい長さです。大人も兼用したいなら2.1メートル前後の振出竿が一本あると、堤防のちょい投げにも対応できて便利ですよ。
リール付きセットなら「スピニングリール」一択
ファミリー向けセットには、リールが付属しているものと竿だけのものがあります。リール付きを選ぶなら、絶対にスピニングリールのセットにしてください。
理由はシンプルで、投げた時に糸が絡みにくく、巻き取りもスムーズだから。両軸リールは一見かっこいいですが、初心者があれを使うと高確率でバックラッシュ(糸がごちゃごちゃに絡まる現象)を起こして、釣りどころじゃなくなります。子どもが使うならなおさらです。
仕掛け付属セットなら「サビキ釣り対応」が最強
セットに仕掛けが付いてくるなら、サビキ釣り用の仕掛けが入っているものを選ぶと間違いありません。サビキ釣りとは、アミエビという撒き餌をカゴに詰めて、小さな疑似餌の針をたくさんつけた仕掛けを垂らす釣り方。アジやイワシ、サッパなどが驚くほど簡単に釣れるんです。
餌を一匹ずつ針につける必要がないから、子どもでも「カゴにエビを詰めて、海に落とすだけ」。これなら未就学児でも釣れちゃいます。実際、堤防で釣れている家族連れの大半はサビキ釣りをやっていますよ。
失敗しない!ファミリー釣りセットおすすめ8選
ここからは、実際に購入できるおすすめのセットを、目的別にご紹介します。価格帯やセット内容は記事執筆時点のものです。気になるものがあれば、ぜひ詳細をチェックしてみてください。
まずはコレ!王道の本格派ファミリーセット
1. ダイワ ファミリーセット
釣具メーカー最大手の安心感。30年以上売れ続けているロングセラー商品です。堤防のサビキ釣りやちょい投げ釣りにちょうどいい長さの竿に、扱いやすいスピニングリール、仕掛け、ケースがセットになっています。初心者向けの解説書がついていて、糸の結び方から図解入りで説明してくれる至れり尽くせりな内容です。
2. プロマリン ファミリー釣りセット
こちらはクーラーバッグ付きの太っ腹セット。釣った魚を持ち帰るのに必須のクーラーバッグが最初から入っているので、「あ、魚入れとくやつ忘れた!」がなくなります。竿、リール、仕掛けに加えてこれで1万円前後ならコスパはかなり優秀。伸縮式の竿はコンパクトに収納できて、車での移動もラクラクです。
3. シマノ タックルベリーコラボ ファミリーセット
シマノのリールが入った、専門店監修のセット。大手メーカーのリールは巻き心地が違います。スムーズに回せるから、子どもがリールを巻くときのストレスが少ない。ガイド(糸を通す輪っか)の数が多くて糸絡みしにくい設計なのも、初心者ファミリーには嬉しいポイントです。
子どもが絶対喜ぶ!キャラクターモデル
4. すみっコぐらし 釣りセット
「釣りに興味を持ってくれるかどうか不安…」という親御さんにこそ試してほしいのがキャラクターモデル。すみっコぐらしの可愛いデザインで、竿もリールも軽量設計。これを持って「釣り行くよ!」と言えば、子どもは飛びつきます。安全性もしっかり考えられていて、未就学児のファーストタックルに最適です。
子どもの成長に合わせたい本格志向
5. メジャークラフト ソルパラ キッズセット
釣り入門者向けブランド「Solpara」の子ども専用セット。竿は軽量グラスコンポジットという素材で、長時間持っていても疲れにくい。糸を通すガイドの数が多いから、子どもが雑に扱っても糸絡みしにくい設計になっています。対象年齢の目安がわかりやすく、パッケージには釣り方ガイドも付属。成長してランクアップしたくなったら、同じシリーズでステップアップも可能です。
釣りたい魚別!特化型セット
6. サビキ釣り完全セット
「とにかく魚を釣らせてあげたい!」という人は、サビキ釣り専用のセットを選びましょう。カゴ、サビキ仕掛け、アミエビを詰めるボトルまで入っていて、竿とリールさえあればすぐに始められます。アジやイワシは数釣りができるから、子どもは大興奮すること間違いなし。シーズン中なら入れ食いも夢じゃありません。
7. 管理釣り場トラウトセット
ニジマスやイワナを放流している管理釣り場デビューに最適なセット。渓流竿に小型リール、ルアーやエサ釣り用の仕掛けがセットになっています。管理釣り場なら足場も整備されていて、トイレも安心。魚がいる場所に放流されるから、初めてでも高確率で釣れます。ファミリー向け釣り場として全国に増えているので、お近くの施設を探してみてください。
8. 海上釣り堀お手軽セット(レンタル推奨)
「道具を買う前に、まず体験させてみたい」という方には、海上釣り堀のレンタルセットが本当におすすめ。竿、リール、餌、バケツまですべて現地で借りられるから、まさに手ぶらでOK。タイやシマアジといった高級魚が狙える施設も多くて、釣った魚はその場で捌いてもらえたり、持ち帰って晩ごはんにしたり。初期投資ゼロで釣りの楽しさを味わえます。人気の施設は週末すぐ埋まるので、早めの予約を。
ファミリー釣りセットを買う前に知っておきたい「レンタル」という選択肢
ここまでいろんなセットを紹介してきましたが、実は「最初はレンタル」が最大の賢い選択かもしれません。
釣り具のレンタルは、釣具店だけでなく、釣り公園や管理釣り場、海上釣り堀、最近ではキャンプ場でもやっているところが増えています。料金は1日500円から2000円程度。竿1本買うよりはるかに安いですよね。
レンタルの最大のメリットは、「家族に本当に合うかどうか」を試せること。買ってから「うちの子にはまだ早かった…」となると悲しいですし、道具はかさばるから収納場所も取ります。まずはレンタルで1回体験してみて、家族みんなが「またやりたい!」となったら、その時に本格的なファミリー釣りセットを購入する。この流れが、結局いちばん無駄がないんです。
もし購入するなら、釣具店のスタッフに「ファミリーで釣りを始めたいんです」と相談してみてください。実はこれが一番確実で、プロの目線で予算や釣り場に合った最適なセットを提案してくれます。通販のレビューだけではわからない情報もたくさん聞けますよ。
準備万端!ファミリー釣りセットを手に入れたら次にすること
セットが届いたら、釣りに行く前にやっておくことがあります。
まずはリールに糸を巻きましょう。セットに最初から巻いてあるものもありますが、巻いていない場合は釣具店で巻いてもらえます。購入したお店なら無料か数百円程度のことが多いです。
次に、家の中で竿を伸ばして、リールを付けて、仕掛けを結ぶ練習を。これをやっておかないと、現地で焦ります。特に子ども用の竿は、お子さん自身に持たせてみて重さや長さを体感させてあげてください。
あとは釣り場の下調べ。ファミリー向けの釣り場は、足場が平らで柵がある、トイレが近い、駐車場から歩かない、といった条件をクリアしているところを選ぶと安心です。「都道府県名 ファミリー 釣り場」で検索すると、自治体の公式サイトや口コミでおすすめスポットが見つかりますよ。
まとめ:家族の笑顔を増やすファミリー釣りセットを
釣りは「待つだけ」の地味な遊びに見えるかもしれません。でも、浮きが沈んだ瞬間の「キターッ!」っていうあの感覚は、ゲームでもYouTubeでも味わえない、家族みんなで共有できる最高の体験です。
道具選びに迷ったら、今回の記事を思い出してください。そして何より大事なのは、最初から完璧を目指さないこと。釣れない日があってもいいんです。それも含めて、後から振り返れば全部いい思い出になります。
さあ、あなたもファミリー釣りセットを手に入れて、週末は家族で海や川に出かけてみませんか。きっと、今までとは違う週末の過ごし方が見つかるはずです。
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